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クールビズに思う2007

クールビズ(COOL BIZ)について,2回にわたって書いてきた。私は,ビジネスの場では夏でもダークスーツを着て,ネクタイを締めるべきだと思っている。ただし冷房を効かせすぎることなく,やせ我慢をすることなく,仕事に取り組めるように工夫すべきであるとも思っている。ベストコンディションで仕事に取り組めて,ベストな結果を出すために,クールビズの観点から何をどうすべきであるかで,思うところを書いてきた。
 
その観点から,今年も思うところを書いていきたい。なお,私は「クールビズ=ネクタイなし」あるいは「クールビズ=上着なし」といった短絡的な傾向に対して思うところを述べているのであり,ネクタイ業界や紳士服業界の回し者ではない。
 
■スーツの裏地
スーツの裏地として,一般にキュプラかポリエステルが使われる。キュプラは綿花の花芯から取った繊維質を加工した繊維で,シルクよりも摩擦係数が小さく(滑りがよく),吸湿性がよく,静電気もおきにくい。ポリエステルは強度にすぐれ,滑りの良さは同等であるが,吸湿性で劣る。静電気は,加工により起きにくくできる。
 
夏向けのスーツでは,背中は裏地なし(背抜き)や,上半分だけ裏地がある(半裏)作りとなっているものが多い。裏地がないだけ通気性は良くなるが,裏地には身体の動きによる変型を抑える機能もあり,ないと型くずれしやすくなる。
 
このようなキュプラやポリエステルに比べ,メッシュの裏地が登場している。メッシュなら通気性はよく,また裏地がないよりはメッシュを張っている方が型くずれしにくい。オーダーメイドでスーツを作る場合,メッシュの裏地も,オプションであった方が良いと思う。
 
メッシュ以外に,涼感を追求した裏地も登場している。通気性がよく,絣の風合いである。たかが裏地と思うかもしれないが,この違いが大きい。こういう研究や工夫が,クールビズを実質的に変えていくと思う。
 
 
 

 
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