HOME > メニュー >ひげ剃り(ジレット フュージョン5+1 使用記)
2006年9月1日より,ジレット・ジャパンより5枚刃の安全カミソリが発売された。商品名は「ジレット フュージョン 5+1」で,表に5枚刃,裏に剃りにくい場所を仕上げるピンポイントトリマーという名の1枚刃がヘッドの反対側に付いている。 ひげ剃り(ジレット フュージョン5+1 使用記)
刃数の多さからいくと,他社から4枚刃の安全カミソリが発売されているが,これはそれを上回る製品となる。また2005年にジレットは,洗剤などの日常生活用品製造販売企業であるP&G社に買収されたが,それ以降の新製品発売ということになる。
刃数が多くなると,先頭の刃が持ち上げた髭を後ろの刃が切る原理で,髭を根本から切ることができる。また1枚の刃が肌に当たる場合に比べ,5枚の刃が肌に当たることで,肌に当たる力が分散され,肌の表面を削ることが少なくなってひりつきが少なくなる。またこれはメーカが明記していないことだが,1枚の刃に当たる力が分散されることで,刃が長持ちすることを経験から感じている。刃数の多い安全カミソリほど替刃が高くなるが,それだけ長持ちしてコスト的には大差ないという結果になる。下の写真で,右側は4枚刃の他社製品である。
ただし,刃数の少ない安全カミソリにも存在価値はある。それはヘッドが前後に短いため,狭いところが剃やすいことである。また,これはいきつけの理髪店で聞いたことだが,刃数が多くなると刃と刃の間隔が狭くなり,伸びた髭や太い髭が刃と刃の間に入りにくくなるそうである。そのため髭が伸びている場合は刃数の少ない安全カミソリで,そうでないときは刃数の多い安全カミソリを,使い分けて顔剃りをしているそうである。確認のため手元の他社製品の4枚刃と5枚刃を見比べてみたが,刃と刃の間隔が狭くなっている。そのため原理的には,剃り上がりはなめらかになるが,長く伸びた髭を剃るには何回か剃る動作を繰り返すことになる。
使った感想だが,ヘッドが大きい印象がつきまとうが,刃が肌に吸い付くようにして剃れる。これは同社の3枚刃の,「センサースリー」以来の美点である。そして剃った後の,肌の滑らかさは極上である。自動車のエンジンは気筒数が多くなるほど滑らかなフィーリングになるが,3枚刃を6気筒とすると,4枚刃は8気筒,5枚刃は(経験したことがなくて想像になるが)12気筒のエンジンくらいの違いに例えられるのではないだろうか。
ところで私の場合,各社から発売されている安全カミソリを,揃えて使い分けている。これは気分を変える理由もある。そして剃るときには,刃が肌に当たるか当たらないかのすれすれの状態を保って,剃るようにしている。肌へのダメージを減らすことが第一の目的であるが,それがどれくらい集中してできるかで,その日のコンディションも分かるからである。
メニューに戻る