第9回J検2級 コンピュータシステム 問題5


問題5 次のデータベースの利用形態に関する記述中の[  ]に入れるべき適切な字句を解答群から選べ。
 
 近年,クライアント/サーバシステムで関係データベースを利用する事例が増えている。RDBMS(関係データベース管理システム)をサーバ側に配置し,ユーザのアプリケーションは完全にクライアント側に存在する形態が現在の主流である。クライアント側からサーバ側にある関係データベースを利用することは,SQL文をサーバ側で実行させ,処理結果をクライアント側に返すことである。
 データベース言語は,データベースの構造および整合性制約を宣言するデータ定義言語([ (1) ])とデータベースのデータを操作するデータ操作言語([ (2) ])から構成される。データベース言語であるSQLは,現在JISおよび,ISO,ANSIの標準になっている。
 データベースの利用形態は,定型業務と非定型業務により異なる。非定型業務はRDBMSのクライアントモジュールなどで行う。これは,C言語やCOBOLなどのプログラム言語から独立して,データベースを直接アクセスする方式で[ (3) ]という。
 定型業務は,クライアント側に特定のアプリケーションプログラムを作り込む形態がほとんどである。スタンドアローン用のRDBMS製品からサーバ側のデータベースのデータをアクセスする連携ツールも提供されている。使い慣れたPC向けソフトウェアからサーバのRDBMSをアクセスできるため,ユーザにとって容易にRDBMSを利用することが可能である。また,C言語やCOBOLなどのプログラム言語の中にSQL文を組み込んでデータベースをアクセスする方式を[ (4) ]と呼ぶ。[ (4) ]には,モジュール言語方式と[ (5) ]がある。[ (5) ]とは,C言語やCOBOLなどの言語に直接SQL文を記述し,データベースをアクセスする方式である。モジュール言語方式とは,SQLのモジュール言語で書かれたデータベース手続きをCALL文で呼び出す方式である。
 [ (5) ]でコーディングしたプログラムは,親言語の[ (6) ]を通して,SQL文を[ (7) ]に変換し,その後[ (8) ]で翻訳される。この方式は,プログラミング技能を修得するのに時間がかかるし,プログラムを完成させるためにも時間がかかるが,[ (4) ]では処理効率のよいプログラムを作ることができる。右図に[ (5) ]を使用した翻訳の過程を記す。
 

 
(1),(2)の解答群
ア.DLL   イ.DMA   ウ.DML
エ.DDL
 
 
(3)〜(5)の解答群
ア.独立言語方式   イ.モジュール言語方式  ウ.親言語方式
エ.埋込み方式
 
 
 
(6),(8)の解答群
ア.インタプリタ    イ.コンパイラ   ウ.ジェネレータ
エ.プレコンパイラ   オ.アセンブラ
 
 
(7)の解答群
ア.RETURN文   イ.EXIT文   ウ.CALL文
 

 
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