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第21回J検3級 情報リテラシー 問題1


問題1 次の情報社会に関する記述中の[  ]に入れるべき最も適切な字句を解答群から選べ。
 
 高度情報社会は,従来の生活習慣を急激に変容させただけではなく,国家や地域などの社会構造にも多大な影響を与えており,社会システム全体でのさまざまな問題や課題が表面化している。例えば,インターネットの普及によって,ネット上での他人への誹詩や中傷や俗悪なWebサイトなどが増加し,モラルの問題が多発している。このようなことは倫理観の欠如からくる問題で[ (1) ]という。また,インターネットのようなネットワークシステムにおいて情報セキュリティを侵害するような脅威がある。例えば,正規にIDやパスワードを交付された人以外が,何らかの手段でIDやパスワードを入手してネットワークに侵入する[ (2) ]もその一例である。このような脅威に対しては2000年2月から[ (3) ]が施行された。これは,他人のIDやパスワードなどを無断で使用する行為,[ (4) ]を攻撃してコンピュータに侵入する行為,正規の利用者のIDやパスワードを無断で第三者に[ (5) ]する行為などの不正行為を禁止する法律で,違反者に対しての罰則規定を定めている。
 このような状況にあって情報モラルの重要性については,誰もが認識する必要がある。インターネットなどのネットワークシステムを利用する人々が守るべき倫理上の基準を一般に[ (6) ]という。
 
(1)〜(3)の解答群
ア.技術力 イ.モラルハザード ウ.盗聴
エ.否認 オ.ウィルス カ.不正アクセス
キ.通信傍受法 ク.個人情報保護法 ケ.不正アクセス禁止法
 
 
 
(4)〜(6)の解答群
ア.提供 イ.法律 ウ.改ざん
エ.アクセス オ.エチケット カ.コピー
キ.セキュリティホール ク.ネチケット  
 
 
 

解説
 
(1)  モラルハザードとは,倫理感の欠如した状態をさします。また保険や経済関係では,危険を回避する手段や仕組みが整備されることで,かえって人々の安全意識が低下して事故の発生確率が高まる状態をさします。
(2)  不正アクセス禁止法では,他人のユーザIDやパスワード等を不正に利用してアクセスすることと,セキュリティホール(プログラムの不備等)を攻撃する行為を不正アクセス行為としています。
(3)  正式名称を,「不正アクセスの禁止等に関する法律」といいます。同法では不正アクセス行為に対する罰則として,1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が定められています。
(4)  セキュリティ上の弱点です。例えばプログラムの文字の入力受付処理で,大量の文字列を入力すると実行で異常が生じる不備があります。
(5)  不正アクセス禁止法では,不正アクセス行為を助長する行為(他人のユーザIDやパスワードなどを無断で第三者に提供する行為,インターネットの掲示板で他人のユーザIDとパスワードを公開すること,など)への罰則として,30万円以下の罰金が定められています。
(6)  ネットワークでのエチケットという意味で,この2つの語句を合わせた造語です。
 

 
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