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第21回J検準2級 コミュニケーション 問題3


問題3 次のプレゼンテーション資料のビジュアル化に関する説明を読んで,設問に答えよ。
 
 プレゼンテーションを分かりやすく行うためには,内容を図解したり,数値をグラフ化したり,写真・画像・映像を入れたりして,ビジュアル化された資料を作成するとよい。このうち静止画である写真・画像は,対象物の色や形状を忠実に表示することができ,わかりやすく伝えるのに効果的である。
 [ (1) ]は,光に反応する半導体素子によりレンズから取り込んだ画像を電気信号に変換して,媒体に記録する装置である。撮影した画像を撮影直後に確認できるので,すぐに撮影しなおすこともでき,取り扱いが容易である。広義での[ (1) ]は,静止画を中心に記録するものと,動画を中心に記録するものに分けることができるが,現在[ (1) ]は狭義での静止画を記録するカメラの呼称として定着している。
 [ (1) ]で撮影するときは,画素数に注意する必要がある。ホームページに掲載するようなときは,あまり画素数を上げる必要はなく40万画素でも十分であるが,プレゼンテーション用の配付資料の中に葉書サイズで美しく印刷する場合は200万画素程度,A4サイズに印刷する可能性があるときは400万画素以上の画素数で記録するとよい。この画素数の設定は,横と縦の画素数の積で表現されることが多く,例えば200万画素に設定するには[ (2) ]に設定する。
 イメージスキャナは,紙などに描かれた画像や文字を読み取り,ディジタルデータに変えてパソコンに送る装置である。画像の精細度は,[ (3) ]という単位で示されるが,この値が大きいほど画像は詳細になり,ファイル容量は[ (4) ]。状況に応じての設定が必要となる。
 画像データは,通常JPEGと呼ばれる圧縮ファイルとして保存され,記録メディアかケーブルを介して,パソコンに転送される。パソコンに転送された画像は,必要であればフォトレタッチソフトを使用して,加工したうえで利用する。
 このようにしてパソコンに保存した画像データをプレゼンテーションに活用するには,プレゼンテーションソフトや画像ビューワソフトを用いて,スクリーンに表示する資料や会場で配付する資料にする。
 
 
<設問1> 記述中の[  ]に入れるべき適切な字句を解答群から選べ。
 
(1)の解答群
ア.デジタルビデオカメラ イ.フィルムカメラ
ウ.オーバーヘッドカメラ エ.デジタルカメラ
 
(2)の解答群
ア.2400×1800 イ.1600×1200 ウ.1280×768
エ.200×200 オ.20×10 カ.40×5
 
(3)の解答群
ア.ppm   イ.bps   ウ.rpm   エ.dpi
 
(4)の解答群
ア.大きくなる   イ.変わらない   ウ.小さくなる
 
 
<設問2> 文中にある次のソフトウェアについて答えよ。
(5)  フォトレタッチソフトでできないことはどれか,適切なものを解答群から選べ。
 
(5)の解答群
ア.暗く写った画像を明るくする。
イ.緑がかった画像の色合いを変更する。
ウ.隣り合った2枚の画像をつなげる。
エ.画像の端に写してしまったゴミ箱を削除する。
オ.画像の解像度を上げてきれいな画像にする。
 
(6)  画像ビューワソフトが,プレゼンテーションソフトより便利な点はどれか,適切なものを解答群から選べ。
 
(6)の解答群
ア.画像を自動的に次々と表示できる。
イ.画像をフォルダに格納した状態でそのまま使える。
ウ.一枚の画像を大きく表示できる。
エ.プレゼンテーションの進行に合わせて次々と画像を送ることができる。
 

解説
 
(1)  デジタルカメラは,静止画を中心に記録するものをデジタルスチルカメラ,動画を中心に記録するものをデジタルビデオカメラと呼び分けています。
(2)  画素は,ピクセルともいいます。1,600ピクセル×1,200ピクセル=1,920,000ピクセル=1,920,000画素≒約200万画素になります。
(3)  dpiはdots per inchの略で,1インチあたりのドット数です。ここでのドットとは画像を構成する最小単位の点のことで,ドット=ピクセルです。なお厳密には,ドットは色に関する情報をもたない単なる点を意味し,ピクセルは画素として色や色深度に関する情報を含んだものを意味します。
(4)  同じ風景を撮影しても,解像度を高くするとピクセル数が多くなり画像は緻密になりますが,画像のデータ量は大きくなります。なお印刷解像度が高くすると,同じ画像データでも隙間を詰めて印刷するため,印刷された画像のサイズは小さくなります。反対に印刷解像度を低くすると,ピクセル間の隙間が空くため印刷された画像のサイズは大きくなります。
(5)  フォトレタッチソフトは,画像の編集を行うソフトです。具体的には画像のサイズ(解像度)変更,トリミング(部分的な抜き出し),コントラストや輝度など色に関する各種変更,などを行います。画像の解像度ですが,編集で下げるか同じ解像度を保つかのどちらかであって,元画像より上げることはできません。
(6)  画像ビューワソフトは,画像の表示に特化したソフトです。レタッチはできませんが,複数の画像を一覧表示したり,JPEGやBMPの他にさまざまな画像の保存形式に対応して表示することができるものがあります。プレゼンテーションソフトは,スライド形式で順に画像を表示することができますが,事前に画像を取り込んだプレゼンテーションソフト用のファイルを作成する必要があるため,画像をフォルダに格納した状態でそのまま表示することはできません。
 

 
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