| O子: |
本日,転属してきました。よろしくお願いいたします。
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| M氏: |
まず,ノートパソコンをこの部署の使用環境に設定しなくてはいけないね。今日はその設定を行おう。これが無線LANカードだよ。
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| O子: |
この部署では,ノートパソコンは無線LANで使用しているんですか。箱にIEEE802.11何とかって書いてありますけど。
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| M氏: |
そうそう。a,b,gなどの規格があって通信速度や電波が飛ぶ距離,使われている周波数帯が違うんだ。この部署は,IEEE802.11bを使っているよ。また,無線LANは電波を使用しているから,いたる所に電波が飛ぶんだ。気を付けないと傍受されてしまうんだ。だから傍受されないように設定をしなくちゃいけないんだよ。
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| O子: |
具体的にはどうすればいいんですか?
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| M氏: |
無線LANカードの認識以外に,3つの設定をするよ。SSID(Service Set Identifier)とWEP(Wired Equivalent Privacy)とアクセスポイントにMACアドレスの登録をするよ。ただ,MACアドレスの登録は僕がやるからね。
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| O子: |
ところで,SSIDって何ですか?
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| M氏: |
無線LANのネットワーク名のようなもので,この設定が同じものどうししか通信できないんだよ。
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| O子: |
じゃあ,WEPって何ですか?
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| M氏: |
それは,[ (1) ]。これも通信するものどうし,同じものを設定しなければいけないんだよ。
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| O子: |
MACアドレスですけど,私のOSはWindowsですが…。
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| M氏: |
えっ!?MACアドレスとは,ネットワーク機器の固有のアドレスで,48ビットで表されているんだ。君のだとカードの裏面(図1)に書いてある[ (2) ]の番号だね。このアドレスは,機器ごとに違っていて重複したものは存在しないから,これを登録するとその機器でしか通信できなくなるんだ。
じゃまず,これらの設定をする前に,無線LANカードを使えるようにしなくちゃね。

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| O子: |
まず,このカードを入れて認識させればいいんですね。必要な[ (3) ]はどこにありますか。
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| M氏: |
このCD−ROMに入っている[ (3) ]をインストールして。
MACアドレスの登録はしておくから。
・・・
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| O子: |
認識はしたみたいなのですが,ネットワークにつながらないんですけど。
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| M氏: |
SSIDとWEPの設定はしたかな?
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| O子: |
しました。
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| M氏: |
じゃあ次にIPアドレスを調べてみよう。IPアドレスは自動的に,[ (4) ]サーバより割り当てられるようにしているけど,IPアドレスは取得できているかな。
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| O子: |
確認してみます…。
IPアドレスを自動取得するようにしたらつながりました。ブラウザでWebページは見られます。
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| M氏: |
ここにLANの配線の略図(図2)があるんだけど,君のノートパソコン(NPC01)からプリンタは認識できたかな?
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| O子: |
PR01は認識しているんですが,PR02は認識していません。
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| M氏: |
じゃあ一緒に配線の確認をしてくれるかい。

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| O子: |
はい。
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| M氏: |
ノートパソコン(NPC01)から,PR02が認識できていないんだから,[ (5) ]のケーブルを確認してくれるかな。
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| O子: |
やはり抜けてました。今,認識できました。
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| M氏: |
これでひとまず完了かな。でも,僕のデスクトップ用のLANケーブルを挿すところがないな。LANケーブルは,会社の主線用が1本,デスクトップ用が10本,無線LANのアクセスポイント用が1本,部署サーバ用が2本,プリンタ用として2本,カスケード用が必要だから,8ポートのHUBは最低[ (6) ]台必要だったね。
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| O子: |
ところで,PR02は直接LANケーブルが接続されているのにPR01はコンピュータに接続されていますけど,どう違うんですか。
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| M氏: |
PR01には,IEEE1284インタフェースしかないから,[ (7) ]となるコンピュータを通して接続しているんだ。PR02は,[ (7) ]を内蔵しているからネットワークに直接接続できるんだよ。じゃそろそろ仕事を始めようか。
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| (1) |
WEPは,共通かぎ暗号方式を採用した暗号化通信機能です。通信する機器に全て同じかぎを設定することで,それで暗号化して送信され,また受信したデータはそれで復号されます。WEPでは,かぎを含んだ64ビットのデータか,128ビットのデータのいずれかを設定します。
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| (2) |
MACはMedia Access Controlの略で,ネットワーク機器に製造時に設定された48ビットのアドレスです。前半24ビットがメーカごとに割り当てられたアドレスで,後半24ビットが機器ごとに割り当てたアドレスです。
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| (3) |
プリンタやイメージスキャナなどの周辺機器は,製品ごとに専用の制御ソフトが必要です。それがデバイスドライバであり,それをインストールすることでその機器を使えます。なおハードディスク用など共通して使われるデバイスドライバは,あらかじめOSに入っています。
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| (4) |
DHCPはDynamic Host Configuration Protocolの略で,クライアントとなるコンピュータに,各種のネットワーク設定情報をDHCPサーバより送り,自動で設定するプロトコルです。クライアントのIPアドレスの他に,ゲートウェイサーバ(外部のネットワークに出るためのサーバ)やDNSサーバ(ドメイン名とIPアドレスとを相互に変換するためのサーバ)のIPアドレスやサブネットマスクなども設定されます。
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| (5) |
NPC01とPR02との経路となるケーブルを確認します。NPC01とPR01間はPR01を認識していることから,AP(アクセスポイント)とHUB01間は問題ないことが分かります。NPC01とAP間は無線であることから,HUB01とHUB02間,そしてHUB02とPR02間のケーブルを確認します。
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| (6) |
1番目のハブの8つのポートに,会社の主線で1ポート,無線LANのアクセスポイントで1ポート,部署サーバで2ポート,プリンタで2ポートを接続すると,空いているのは残り2ポートです。そのうち1ポートを2番目のハブとのカスケード接続用に使うので,デスクトップ用は10ポートのうち1ポートが接続できます。デスクトップ用の残り9ポートは2番目のハブに接続しますが,8つのポートのうち1ポートを1番目のハブとの接続に用います。残りは7ポートですが,全部は接続できませんので,3番目のハブとの接続に1ポート用い,残り6ポートにデスクトップ用を接続します。3番目のハブでは,2番目のハブとの接続で1ポート,デスクトップの残り3ポートを接続し,4ポートの空きを残して全て接続できます。
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| (7) |
プリンタをネットワークに接続する機器を,プリントサーバといいます。プリンタを接続するコンピュータがプリントサーバの役割を果たす場合もあれば,専用のネットワーク機器もあります。PR02は後者を内蔵しており,PR01は前者の構成で接続します。
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