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第24回J検準2級 コミュニケーション 問題5


問題5 次のブログに関する文章を読んで設問に答えよ。
 
 近年,企業だけでなく個人でもWebページを用いて情報を提供し,コミュニケーションを行うことが盛んになってきた。以前はHTMLで記述してWebページを作成していたが,最近ではHTMLの知識の無い人でも容易にWebページを作成できるブログ(BLOG)というアプリケーションが,ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)などから提供されたり,自分のWebサーバにインストールできるようになってきた。
 ASPは,ブログをブラウザに表示するための[  (1)  ]と,Webページの行間や文字サイズなどの体裁を定義する[  (2)  ]などをテンプレートやスキンといわれる形で数多く提供している。利用者は管理者用のWebページで[  (3)  ]形式の記事を入力し,必要であれば記事の中に表示する[  (4)  ]ファイルなどをアップロードするだけで,図1のようにインターネットにWebページを公開することができるようになっている。
 
図1 ブログの仕組み
 
 ブログでは,記事を公開すると,自動的に記事の先頭200文字程度がRSS(Rich Site Summary)ファイルとして公開される。同時に,ブログの設定で指定したポータルサイトのPINGサーバにブログを更新したことを示すPINGという信号を送るようになっている。PINGを受け取ったポータルサイトでは,記事を公開したサイトの一覧を表示したり,RSSファイルを読み出して要約を表示したり,関連する記事を一覧できるようになっている。
 ブログの読者は,RSSリーダを用いてブログの更新を知ることができるようになってきた。RSSリーダは,指定したRSSファイルなどを一定の間隔で確認し,新しい記事を見つけると要約を表示できるようになっている。新しい記事を読まれるようにするには,RSSリーダなどに自分のブログのRSSファイルを指定してもらう必要がある。
 また,ブログには他人の記事を参考にして自分の記事を書き,参考にしたことを元の記事に送信するためのトラックバックという機能が付いている。記事を公開すると,自動的にその記事に他の人からのトラックバックを受けるトラックバックURLが付けられ,図2〔1〕のように,記事と併せて表示される。
 記事を入力するときに図2〔2〕のようにトラックバック送信先にトラックバックURLを記入して公開することで,図2〔3〕のように参考にした相手の記事に自動的に自分の記事のURLと,記事の先頭200文字程度の要約が表示されるようになる。これを「トラックバックを送る」という。このトラックバックを利用して,関連する記事の要約をまとめて表示するポータルサイトもある。
 
図2 トラックバックの流れ
 
 トラックバックを送信することで相手の記事から自分の記事にリンクが張られる。しかし,自分の記事から相手の記事に対してのリンクは自動的に張られないので,必要に応じて記事の中にリンクを記述しなければならない。リンクの記述をしないと,自分のブログだけに読み手を集めようとしていると思われることもある。トラックバックを送信するときは,相手のブログに書かれているトラックバックに関する注意事項などに基づいて,自分のブログからリンクを張るか否かを判断しなければならず,これを怠ると良好なコミュニケーションが維持できないことがある。
 
<設問1> 文章中の[  ]に入れるべき最も適切な字句を解答群から選べ。
 
(1)〜(4)の解答群
.画像
.テキスト
.データベース
.CCD(Charge Coupled Devices)
.CSS(Cascading Style Sheets)
.CUI(Character User Interface)
.HTML(Hyper Text Markup Language)
.SGML(Standard Generalized Markup Language)
.SNS(Social Networking Site)
.RDF(Resource Description Framework)
 
 
 
 
 
<設問2> ブログの特徴に関する問に答えよ。
 
(5) 記事の公開に関する特徴として不適切なものを解答群から選べ。
 
(5)の解答群
.ブログは,テンプレートを替えるだけでイメージの異なるWebページに変えることができる。
.ブログのポータルサイトを利用することで,関連する複数のブログを読むことができる。
.自分のブログでRSSを提供することで,新しい記事を投稿したことを他人に周知することができる。
.RSSリーグを利用することで,興味のあるブログに新しい記事が投稿されたことを容易に知ることができる。
 
(6) 記事を作成するときの留意点として不適切なものを解答群から選べ。
 
(6)の解答群
.他人のブログなどの記事を引用するときには,トラックバックを送信することで相手からリンクが張られるので,著作権を侵害することにはならない。
.トラックバックを送信するだけでは自分のブログに相手のブログへのリンクが張られないので,記事の中にリンクを記述するか否かを判断する必要がある。
.RSSやトラックバックで記事の内容が把握しやすいよう,記事の先頭には記事の概略を書くと良い。
.記事を公開するとすぐに読まれることがあるので,推敵(すいこう)中の記事はプレビューで確認したり,下書きに保存すると良い。
 

解説
 
(1)  ブラウザに表示する本文は,HTMLファイルで記述します。画像やリンクも,HTMLファイル内で画像ファイルの指定やリンク先の指定を記述します。
(2)  Webページのレイアウトに関する指定は,CSSで定義します。CSSなしでHTMLファイルだけでもWebページの表示は可能ですが,レイアウトの自由度は低くなります。
(3)  文字コードと改行などの制御コードだけが入っているファイルを,テキストファイルといいます。ここは記事の文章(文字列)が当てはまりますから,テキスト形式になります。
(4)  記事の中に表示するファイルですから,画像ファイルになります。音のファイルは,記事の中に表示するものではないため,当てはまりません。
(5)  RSSは自分のブログで提供するものではなく,ポータルサイトで提供します。
(6)  記事の引用とは,他人の著作物を自分のそれに取り込むことです。著作権法では,引用は著作者の許諾を得ずに行えることが定められています。しかし他人の著作物が論文の場合,その文章全てを引用して掲載すれば引用ではなく転載となりますので侵害にあたりますが,許可を得ずに引用できる範囲は明確には定められていません。そのため引用する範囲により,侵害にあたります。
 

 
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