第8回J検2級 コンピュータシステム問題1 問題 次の情報セキュリティに関する記述中の[ ]に入れるベき適切な字句を解答群から選ベ。 近年の情報システムは,ネットワーク化を伴って急速に発展し,社会において重要な役割を担っている。こうした状況の中,情報システムやネットワークへの不正侵入や,情報の盗用,漏えいや改ざん,コンピュータウイルスの投入などのセキュリテイ上の問題が出てきた。このような問題に対し,情報の暗号化技術は最も有効な対策のひとつである。 暗号化とは,人間が容易に理解できる形式の平文を[ (1) ]アルゴリズムと暗号鍵を使って,容易に理解できない暗号文に変換することである。また,暗号文を再び元の平文に戻すことを[ (2) ]といい,暗号文を[ (3) ]アルゴリズムと復号鍵を使って再変換することである。 (1)の解答群 ア.圧縮 イ.伸張 ウ.暗号化 エ.復号化 オ.再帰的 カ.経験的 (1)の正解ウ (2)の解答群 ア.記号化 イ.符号化 ウ.量子化 エ.復号化 オ.数値化 (2)の正解エ (3)の解答群 ア.圧縮 イ.伸張 ウ.暗号化 エ.復号化 オ.再帰的 カ.経験的 (3)の正解エ 情報システムで利用される暗号方式には,[ (4) ]方式と[ (5) ]方式などがある(図参照)。[ (4) ]方式は,暗号文の送り手と受け手があらかじめ暗号鍵と復号鍵を申し合わせておき,[ (6) ]で暗号化した暗号文を受け手に渡す。受け手は[ (7) ]を用いて暗号文を平文に[ (2) ]する。この方式では暗号鍵と復号鍵が等しく,これらの鍵を秘密にすることで暗号文の機密を保護することができる。最近の情報システムの多様化やネットワーク化が急速に発展している状況下では,情報の受渡しを行う相手が急速に増加する傾向がある。[ (4) ]方式は,暗号化と[ (2) ]を同じ鍵で行うため,情報の受渡し相手が増加した際,暗号文のやり取り時の鍵の申合せや管理に困難が生じてくる可能性がある。 (4)の解答群 ア.暗号鍵 イ.復号鍵 ウ.公開鍵 エ.秘密鍵 オ.変換鍵 (4)の正解エ (5)の解答群 ア.暗号鍵 イ.復号鍵 ウ.公開鍵 エ.秘密鍵 オ.変換鍵 (5)の正解ウ (6)の解答群 ア.秘密暗号鍵 イ.秘密復号鍵 ウ.公開暗号鍵 エ.公開復号鍵 オ.秘密パスワード カ.公開パスワード (6)の正解ア (7)の解答群 ア.秘密暗号鍵 イ.秘密復号鍵 ウ.公開暗号鍵 エ.公開復号鍵 オ.秘密パスワード カ.公開パスワード (7)の正解イ こうした中,暗号鍵と復号鍵を異なるものにして,暗号鍵を公開し,復号鍵を秘密にする[ (5) ]方式が考え出された。この方式は,情報の受け手があらかじめ公開鍵簿に[ (8) ]を登録しておく。送り手はこれを用いて平文を暗号化して受け手に渡す。受け手は自分の[ (7) ]を用いて暗号文を[ (2) ]する。この方式は[ (4) ]方式に比べて,鍵の管理が容易になり,暗号鍵の申合せなどの問題も回避できる。 (8)の解答群 ア.秘密暗号鍵 イ.秘密復号鍵 ウ.公開暗号鍵 エ.公開復号鍵 オ.秘密パスワード カ.公開パスワード (8)の正解ウ メニューに戻る