第9回J検2級 コンピュータシステム 問題2


問題2 次の[パーソナルコンピュータのアーキテクチャに関する説明]を読み,設問中の[  ]に入れるべき適切な字句を解答群から選べ。
 
[パーソナルコンピュータのアーキテクチャに関する説明]
 1992年にマイクロソフト社のMS-Windows3.1が発売されて以来,日本は通称”DOS/Vマシン”として,IBM社のPC/ATやその互換パソコン(以下AT互換機と記す)が普及している。AT互換機の構成要素は,マザーボードおよびそれに接続する機器に大別できる。図にインテル社のPentiumプロセッサを搭載したAT互換機の構成例を示す。
 

 
<設問> 近年のAT互換機の処理能力は飛躍的に向上している。これは,CPUの高速化とPCI/メモリチップセットなどのさまぎまなバスを制御するチップセットの高性能化によるものが大きい。
 CPUを高速化するには,CPU動作クロックを高くし,IPC値(Instructions Per Cycle;1動作クロックあたりの命令実行数)を高くすることが有効である。IPC値を高くするには,1命令を1動作クロック程度で実行できる[ (1) ]を複数用意し,複数の命令を同時実行すれば可能である。これを実現する技術がスーパースケーラである。この他にもCPUの高速化手法としてキャッシュメモリの実装がある。最近では,8〜32キロバイトの[ (2) ]をキャッシュメモリとして内蔵しているCPUが多い。さらにメインメモリの間にパイプラインバースト[ (2) ],バースト[ (2) ]などの2次キャッシュメモリを置き,2段階構成にする場合が多い。
 PCI/メモリ制御チップセットは,CPUと2次キャッシュメモリ,メインメモリおよびその周辺バスを制御する。そのため,PCI/メモリ制御チップによって2次キャッシュメモリやメインメモリの容量や種類が決まり,パソコン自体の性能に大きく影響する。CPUと2次キャッシュメモリ・メインメモリは,[ (3) ]バス(メモリバスともいう)と呼ばれる超高速バスで接続されている。ハードディスクドライブ・CD-ROMドライブ・グラフィックスボードなどは,フロッピーディスクドライブなどその他の周辺機器と比べるとより高速なデータ伝送が要求される。これらは,CPUとPCI/メモリ制御チップセットを介して接続し,[ (4) ]バスと呼ばれる32ビット高速バスで接続されている。
 最近では,[ (4) ]バスの約2倍の伝送量を持つグラフィックス専用のAGP(Accelerated Graphics Port)のバスとの接続も可能なチップセットも市販されている。ブリッジチップセットは,IDEタイプのデバイスの接続やPCIバスと16ビットの[ (5) ]バスなどの低速バスの接続を制御する。フロッピーディスクドライブやキーボード・マウスの接続,およびモデム・プリンタなどを接続するシリアルポートパラレルポートにこの低速バスは利用される。[ (4) ]バスや[ (5) ]バスは本来マザーボード上で直接接続される[ (6) ]バスであったが,現在では拡張スロットを介して[ (7) ]バスとしても利用できる。
 
(1),(2)の解答群
ア.DRAM イ.SRAM ウ.SIMM エ.DIMM
オ.EMS カ.バンク キ.パイプライン  
 
 
 
(3)〜(5)の解答群
ア.アドレス イ.データ ウ.プロセッサ エ.C
オ.USB カ.ISA キ.IEEE1394 ク.PCI
 
 
 
(6),(7)の解答群
ア.物理 イ.論理 ウ.内部 エ.外部
 
 

 
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