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計算での桁数は?
例として,平成9年度午前問69を取り上げてみましょう。
(平成9年度午前問69) あて名ラベルの出力や,CD-Rへの書き込み専用のパソコンにコストパフォーマンスの良いものを導入したい。
3台のコンピュータの中でコストパフォーマンスが良いのは,どれか。ここで,性能は各業務の処理時間の逆数を平均することによって求め,コスト(価格)を性能で割った値が小さいものをコストパフォーマンスが良いものとする。
C1 C2 C3 コスト(価格) \200,000 \300,000 \400,000 あて名ラベル出力処理時間 5時間 3時間 2時間 CD-Rへの書込み処理時間 6.5時間 5時間 5時間
ア C1 イ C2 ウ C3 エ C1とC2
この問題の正解例はイですが,その解法ではC1〜C3に分けて,以下の計算式で算出しています。まず小数点以下第6位を,四捨五入して算出します。
C1 (1/300+1/390)/2=23/7800=0.00295
C2 (1/180+1/300)/2=4/900=0.00444
C3 (1/120+1/300)/2=7/1200=0.00583
次にコスト(価格)を性能で割ります。
C1 200000/0.00295=67,796,610
C2 300000/0.00444=67,567,567
C3 400000/0.00583=68,610,634
最も小さい数値が該当しますので,C2が正解例となります。
ところが,この計算結果の桁数を小数点以下3位(4桁目を四捨五入)で計算したらどうなるでしょう。
C1 (1/300+1/390)/2=23/7800=0.003
C2 (1/180+1/300)/2=4/900=0.004
C3 (1/120+1/300)/2=7/1200=0.006
次にコスト(価格)を性能で割ります。
C1 200000/0.003=66,666,667
C2 300000/0.004=75,000,000
C3 400000/0.006=66,666,667
となり,C1とC3が正解例となってしまいます。
これが試験問題の”ひっかけ”です。これにひっかからないようにするには,0以外の数字の部分を5桁はとって計算すべきです。
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