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リテラシー日記
>私がFOMAに力を取り上げるわけ
私がFOMAに力を取り上げるわけ
PART1を公開してから,私にあった問いかけです。
NTTドコモでは,第2世代携帯電話(以下,第2世代と略記)で505シリーズをこれから順次発売します。サービス開始直後でもないこの時期に,なぜFOMAを取り上げたのですか?
この数ヶ月で動画通信が本格的な普及期に入り,第3世代携帯電話(以下,第3世代と略記)の急速な普及が見込まれます。そしてその普及が今後のIT産業に影響を与え,景気や雇用創出などを左右すると思われるからです。
先週(5月20日)発表された,IT関連の調査会社であるIDCジャパンの調査結果では,今年の後半から第3世代の本格的な普及が始まり,2007年には加入契約数が6,900万件,売上高は6兆4000億円になるとの市場規模予測が出ました。それは日常での,画像付きメールのやりとりを見ても可能性を感じるところです。数年後に振り返れば,FOMAの普及は何段階かの段階を経てきており,2003年の夏はその1つになるような仮説が立てられるからです。
もともと携帯電話での各種サービスは,通話料と一緒に徴収できるため有償サービスの実施が容易な特徴があります。有償サービスの普及は基本的にコンテンツ次第ですが,通信速度の向上で従来できなかったサービスが実現したり,利用形態が一部変わります。それがどうなるかは,私として見えているところと見えないところがありますが,大きな市場があるのは間違いなく,また日本での成功で世界中に技術供与を実現する可能性もあります。
FOMA普及の阻害要因の1つに,端末(電話機)のバッテリーの消耗が速いという点がありました。これはCDMA Oneでも当初は同様で,通信原理を知ればいずれも納得がいくところです。そしてCDMA Oneと同様に改良が進み,現行の端末では第2世代並みにバッテリーが持つスペックになっています。また第2世代に比べ,第3世代は端末の開発にも資金と労力がかかり,3月に発売された端末のP2102Vも松下とNECの協業体制で開発されたという話です。しかしこれからは,第2世代以上に第3世代の端末開発に力を入れるとの発表もあります。
私はNTTドコモさんや他の通信事業者さんと,仕事を通しての直接の関係はなく,今のところは等しく接するスタンスです。またauで開発された,下りで最大2.4Mbpsの通信を実現するCDMA2000 1xEV-DOにも興味を持っています。このサービスが開始されれば,サービスエリア内ではCDMA2000 1xEV-DOで,それ以外のエリアでは従来からのCDMA2000 1xで通信できるという互換性は強みだと思っています。auやJ-フォン(10/1からはボーダフォン)にも興味がありますが,それについては考えをまとめた上で,後日取り上げたいと思っています。以前,「情報技術用語大事典」ともう一冊の事典で,IMT-2000の執筆を担当したのも興味があったからです。
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