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NTTDoCoMo FOMA P901iTV使用記(1)

購入動機
地上波ディジタルのテレビ放送を受信できる,いわゆるワンセグケータイが2006年3月より,携帯電話会社各社から続々と発売されている。もっともNTTドコモの場合,2006年7月現在でこれ1機種だけである。
 
現在使っているケータイが1年以上使用して,バッテリーの持ちが悪くなってきたため,買い換えの必要を感じてきた。このワンセグケータイP901iTVにするか、あるいは高速データ通信に対応したN902iX High-Speed(2006年7月1日現在で未発売,NTTドコモでは発売予定としている)を待って買うか,あるいはそれ以外かで迷った。
結果としてP901iTVにしたのは,以下の理由からである。
(1)  N902iX High-Speedでの高速通信は,私にとって宝の持ち腐れになる。ケータイで音楽を聴かない私の場合,大容量のファイルをダウンロードすることはないからである。
(2)  P901iTVの後継となるワンセグケータイの話を聞かない。携帯電話のような電気通信端末機器は,JATE(財団法人電気通信端末機器審査協会)という機関の認証を受ける。JATEのWebサイトで認証を受けた機器のリストは公表されており,携帯電話の場合,認証を受けてから数ヶ月後に発売となる。ということは,これから後継機種となるワンセグケータイの認証が発表されたとしても,発売は数ヶ月後になる。
(3)  電車内や出先で,ニュースを見るためにテレビが受信できるケータイが欲しい。小さな画面でドラマやバラエティを見る気はしないが,ニュースや天気予報を無料で視聴できるのは魅力である。
 
このような理由から,P901iTVへの買い換え(FOMAの場合,正確には買い増し)を決めたが,難点はこの機種が店頭では売り切れ状態が続いていることであった。特に関西では入手が困難で,入荷した日に開店と同時に売り場に向かい,やっと購入できた。
 

 
 
卓上ホルダについて
P901iTVの感想を述べる前に,電源コードの接続について書いておきたい。私は自宅や車内や出先などにFOMA用の充電器を置いている。仕事で使うものなので,バッテリー切れを防ぐためにいつでもどこでも充電できるようにしているためである。
 
P901iTVの購入時に,それまで使っていたSH901iSからアドレス帳などを移してもらおうと店員に渡したが,店員がSH901iSのコネクタを見て,コネクタ内の基板が歪んでおり移行できないかもしれないと言われた(下の写真参照)。これまでにも他の機種変更で,コネクタが歪むかもしれないという理由で卓上ホルダの購入を,店員から勧められたことがある。SH901iSは直前まで,充電もでき,パソコンの携帯電話のメモリ編集ソフトでの読み出しや書き込みも問題なかったが,コネクタ周りが歪むというのは望ましいことではない。今後は卓上ホルダにセットし,コネクタではなく充電端子から充電することにする。
 

 
TV視聴のバッテリー対策について
地上波ディジタルTV放送の連続視聴時間は3時間,従来からのアナログTV放送の連続視聴時間は1時間となっている。私の場合,通話とメールが多く,仕事でケータイをフルに活用しているため,バッテリー切れ対策を講じる必要がある。
 
これまでは充電器をあちこちに置いて,どこでも充電できるようにしてきた。今回はバッテリーを1個追加して購入し,それを充電してかばんに入れている。普段は家のホルダで就寝時に充電し,出先でのバッテリー切れには予備のバッテリーと差し替えるようにしている。充電器を接続する方法は,コネクタ保護のため,最後の手段とするように考えている。なお,バッテリーのカバーを頻繁に取り外すことになれば,カバーの爪が折れやすくなる心配がある。しかしP901iTVのバッテリーのカバーはスライドさせると容易に開くタイプで,その心配はなさそうである。
 

 
TV視聴の操作について
P901iTVでTVを視聴する場合,2通りの起動方法がある。一つは本体側面の「TV 録画」の丸いボタンを長押しする方法である。もう一つは,最初にメニューのボタンを押すとメールのボタンがデジタルTVに,iモードのボタンがアナログTVの,視聴ボタンに切り替わる。それでデジタルTVのボタンを押し,表示されるデジタルTVのメニューで1番の「TV視聴」をクリックする。どちらにしても,Please waitの表示が数秒続いて,番組が表示される。あとは,本体側面にあるチャンネルと音量のシーソースイッチを押して調整する。なおディスプレイを横に倒してからメニューのボタンを押すと,デジタルTVのメニューが表示されずに番組表示に移る。
 
ディスプレイは,縦に立てている場合は表示領域の上半分にTV画面が,下半分に番組情報が表示される。ディスプレイを横に倒すと,横幅いっぱいにTV画面が表示され,設定によりTV画面がディスプレイ全体に表示されるか,あるいは下に帯状の黒い部分を作ってそこに番組情報を表示する。
 
購入時には,デジタルTVのメニューで6番の自動チャンネル設定を実行し,その地域の放送局を設定する操作が必要となる。これは地上波デジタル放送対応のTVやDVDレコーダーと同じである。
 

 
受信感度について
TV視聴時には,ディスプレイ下部に受信感度が表示される。携帯電話の受信感度は,アンテナマークに三本の線で強・中・弱・圏外を表すが,TVの受信感度は画面を表す□に二本の線で強・弱・圏外を表す。視聴に耐えうるのは強だけである。上の画像で,ディスプレイ下部の右端の数字は音量のレベルを,その左横はスピーカより音声を出していることを,その左横が受信感度を,さらにその左がチャンネルを,それぞれ表している。
 
本体にロッドアンテナを内蔵しているが,これを引き出すと効果絶大で,受信感度が格段に良くなる。なお,付属のアンテナ内蔵ステレオイヤホンにも,アンテナとしての機能を持たせている。
 
位置による受信感度だが,これは放送局からの距離など電波の状況によって変わるので,大阪市内や阪神間での一例として読んで欲しい。建物の中は,窓際なら十分受信でき,奥まった部屋だと受信できなかった。移動している電車の中も,窓際なら問題なく受信でき,通路側の座席では受信が困難になる。電車の車内でニュースや天気予報を見るという目的は,十分に果たせている。
 
なおアナログTVでは,TV画面にノイズがまじり鮮明に表示されることが稀で,音声にもシャーッというホワイトノイズがまじってくる。率直に言って,アナログTVは実用に耐えない。
 

 
 

 
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