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Shuriken Pro 4

 
購入動機
 
私のサイト(kimura-kouichi.com)のサーバがバージョンアップして,POP over SSLとSMTP over SSL(メールサーバとメールソフトとの間をSSLで暗号化して送受信するプロトコル)が導入された。POP over SSLとSMTP over SSLは,従来から別のメールサーバで利用していたが,これで仕事で使うすべてのメールアドレスで利用可能となった。 この機会に,POP over SSLとSMTP over SSLに対応したメールソフト(メーラ)を利用することにした。
 
私がメールソフトに求める条件として,従来から以下のものがある。
(1) 複数のアカウントを切り替えて利用できること。
 つまり一つのメールソフトで,複数のメールアドレスを設定して使えること。
(2) 送受信の状況が逐一表示されること
(3) 受信したメールのヘッダ(管理情報)を全て,手軽に表示できること。
(4) よく使う文章を登録しておき,メールの作成時に手軽によびだせること。
(5) できれば常駐できてすぐ呼び出せ,使わないときは目障りにならないこと。
 
従来からBecky!,鶴亀メール,電信8号,Edmax,Mozilla Thunderbird,Outlook Express,Outlookなどを使ってきた。それらの一部は今も使っているが,今回はジャストシステムのShuriken Pro4を使うことにした。
 
Shuriken Pro 4にした理由は,
(1)  POP over SSLとSMTP over SSLに対応している(Becky!やOutlook Expressも対応しているが)。
(2)  ディジタル署名を安価に利用できる。
を満たしているからである。(5)は今回の目的なので当然として,(6)はShuriken Pro4専用で,ベリサイン社の個人用電子証明書ライセンスシート(1年間の使用権)が2,520 円(税込)で使える。これを使ってみるのも,今回の目的の一つである。
 
個人用電子証明書は,以前Outlook Express用に米国ベリサイン社のを試用したことがある。そのときは,世の中一般のディジタル署名への関心が低く,試用で終わった。2005年の今はどうなのか,ビジネスでの評価はどうなのか,それを今回,経験してみる。
 
ジャストシステムの直販サイトJust my shopで利用者登録を済ませ,Shuriken Pro4はダウンロード販売の3,675円(税込)で入手。ベリサイン社の個人用電子証明書ライセンスシートはダウンロード販売はなく,郵送で申し込む。
 

 
 
Shuriken Pro4の気に入ったところ
 
(1) 複数のアカウントを切り替えて利用できること。
複数アカウントの一括受信も,もちろん可能である。複数アカウントを切り替えられるメールソフトでよくある不安が,新規メールの作成時に,どのアカウントで送信されるのかが確認できないことである。新規メールの作成前に,指定したアカウントの色が反転しているのを確認する必要があるが,Shuriken Pro4ではメール作成画面で差し出しアカウントが表示されるようになっている。
 
(2) 送受信の状況が逐一表示されること
別画面で,POPコマンドやSMTPコマンドが逐一表示され,もし途中で止まった場合の状況把握に役立つ。
 
(3) 受信したメールのヘッダ(管理情報)を全て,手軽に表示できること。
受信したメールの送信者や宛先や件名の欄で,マウスの右クリックのメニューを選べば表示される。Becky!では受信したメールのタブを切り替えることで表示されたが,便利さは変わらない。またヘッダの項目は太字で,内容は改行されて表示されるように配慮されている。これは見やすい。
 
(4) よく使う文章を登録しておき,メールの作成時に手軽によびだせること。
テンプレート機能がある。件名や本文をあらかじめ登録しておき,それを呼び出してメールアドレスや本文を追加入力すればいいよいうになっている。
しかし,受信したメールの返信に,テンプレートを入れることができない。テンプレートを呼び出すと,新規入力になってしまう。私の場合,メールの返信に定型文書を入れて編集することが多いが,それには対応していない。Edmaxはこの点,件名と本文を返信のメールに入れることが可能で,別々に入れることも可能になっている。
 
 
Shuriken Pro4の優れたところ
 
自分としては特に気に入ったところではないが,すぐれているところである。
 
(1) 受信したメールを暗号化して保存できる
設定により,アドレス帳と送受信したメールが入っているフォルダを,暗号化して保存することも,圧縮して保存することも可能である。受信したメールのバックアップをとり,それが見られないようにする場合に有効である。
また,メールフォルダ,アドレス帳,各種設定項目,署名など,指定した項目の定期自動バックアップも可能となっている。
 
(2) ToDoバンク管理機能がある
スケジュールとリンクした機能で,指定した期日に実行する内容(後で読む,返信するなど)を通知できる。週末や月末に出すメールがあり,携帯電話のスケジュール機能に記録しているが,メールソフト側での配慮があると万全を期せる。
 
(3) ネットワークアップデートでプログラムを自動更新できる
他のメールソフトでも最新バージョンをダウンロードして,上書き保存すればアップデートできるが,Shuriken Pro4はMicrosoft Updateのように,自動更新でプログラムをアップデートできる。
 
(4) 独自のビューワを採用している
メールを開いてウイルスに感染する恐れを避けられる。私の場合,メールサーバにウイルス対策機器を搭載し,パソコンにもウイルス対策ソフトを入れている。その上に感染とは無関係に表示できるビューワがあると,さらにセキュリティを高められる。
 

 
 
Shuriken Pro4への要望
現時点で気づいた要望である。
 
(1) できれば常駐できてすぐ呼び出せ,使わないときは目障りにならないこと。
サポートページでも調べたが,常駐はできないようだ。同社の一太郎には常駐機能があるので,やろうと思えばすぐ搭載できるだろう。常駐時には右クリックで,受信操作も行えるとなおよいが。
 
 
電子証明書について
 
PART1ですでに書いたが,Shuriken Pro4のダウンロード購入と並行して,日本ベリサイン社の個人用電子証明書ライセンスシート(1年間の使用権)を2,520 円(税込)で購入した。金曜日の注文で,日曜日に届いた。
 
ライセンスシートでは,電子証明書の申請方法が記載されており,それにしたがって申請する。1日以内に結果を返送となっていたが,数時間で届いた。後は指定通りに作業して,自分のパソコンに電子証明書が導入された。ディジタル署名を添付してのメール送信も問題ない。また電子証明書のエクスポート(取り出し)や,他のパソコンへのインポート(取り込み)も問題なく行えた。ディジタル署名の付いたメールでは,添付ファイルとしてsmime.p7sが付いている。
 
米国ベリサイン社では,メールのディジタル署名向けの電子証明書(ディジタルIDとよぶ)を,60日の期間限定で無料で発行してくれるお試しのサービスがある。以前,それを利用したことがある。その有料版のサービスは,1年あたり19.95USドル(クレジットカード決済)であり,1USドル=110円で換算すると2,194.5円と少し安い。申込みの詳細は,下のサイトで分かる。
申込みの詳細(ipa.go.jp)  
プロバイダのぷららでは会員向けに,月額210円(税込み)で日本ベリサイン社の個人用電子証明書を発行するサービスを実施している。年額なら2,520円で,ジャストシステムのと同じである。これが相場だろう。
 
それはともかく,ディジタル署名の社会的認知が高まっている。また,ディジタル署名付きのメールは,相手に信頼感を持ってもらえる面もある。これから必要に応じて使っていき,いろいろなノウハウも得ていきたいと思っている。
 

 
 

 
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