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情報リテラシー日記
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ThinkPad T60(2623-PKJ)使用記

購入動機
WindowsVISTA搭載機である。ノートパソコンの買い換え年であり,WindowsVISTAを試すこともあって,WindowsVISTA発売日にLenovo社の直販サイトThinkVantage Clubにて通販で購入する。
ThinkPadのTシリーズは,A4スリムモバイル,つまりA4判の薄型でデスクトップの代替機ではなく携帯性を重視したモデルである。T40シリーズからT60へと,50番台を飛び越えてモデル番号が変わっている。T40シリーズまではIBM社の開発のもので,Lenovo社のものに変わったことを明確にしているためかもしれない。そのため,これまで使ってきたThinkPadT42から,変わった点を中心に書いていこう。

性能
CPUはCore2Duo T7200(2GHz)メインメモリは1ギガバイト,ハードディスクは120ギガバイト(7,200rpm),液晶ディスプレイはSXGA(14.1inch),DVDマルチドライブ(DVD-RAM,DVD-RWに対応)を搭載したモデルである。
ハードディスクだが,T42のそれはインタフェースがATA-100であった。T60ではSerialATAで,それは最近の技術トレンドだが,ハードディスクの換装時は要チェックである。回転速度が高いこともあり,発熱は多めである。
無線LANはIEEE802.11a/b/g対応だが,自宅の無線LANルータの関係で,11gでの利用となる。T60では,無線LANスイッチが左前面に追加されている。これのスイッチを切ることで,省電力が実現できる。無線LANの感度は,T42と変わらないようだ。どちらもアンテナを液晶ディスプレイの周囲に内蔵しているが,送信出力が変わらない限り,これ以上良くなることもないだろう。
T60では,ThinkPad Roll Cageというマグネシウム合金のフレームを採用している。そのためか,T42に比べてボディを持ったときのしなり具合が違う。がっしりとした感触である。

従来から変わった点
T42やそれ以前のThinkPadに比べ,最も変化を感じたのがACアダプタである。これまでThinkPadのACアダプタはコネクタが共通で,他機種のものも使えてきた(電流量が少なくて,画面がちらつくことはあったが)。今回はコネクタが異なっており,以前のACアダプタは使えない。調べてみると,これまでのACアダプタは16ボルト仕様であったが,T60では20ボルト仕様になっている。写真では,左側がT60のACアダプタ,右側はT42のものである。
キーボードの感触や,トラックポイントの感触は変わっていないようだ。操作性は,これまで通りという結論になる。

メインメモリの増設
OSはWindowsVISTA Businessを搭載しているが,メインメモリが1ギガバイトでは,自動車のエンジン回転計のデザインを模したリソースメータで,何もアプリを実行していない状態で80%をさしている。そのためメインメモリを1ギガバイト追加して,合計2ギガバイトに増設した。それで40%にまで下がり,動作も体感上だがもたつきが減った。Windowsは,Windows95の時代から「早いCPUより大容量のメインメモリ」が速度向上の原則だが,それはWindowsVISTAでも変わっていない。
メインメモリだが,T60ではDDR2の200pin S.O.DIMMを使っている。これは最近のノートパソコン用メモリとして汎用品であり,思ったより安く購入できた。メモリカードの装着だが,ここでも従来との違いを感じた。これまでのThinkPadでは,本体裏にあるメインメモリ用のふたをドライバで開けて,ソケットに差し込むだけであった。T60では本体の裏蓋を開けるだけでなく,キーボードの手前のタッチパッド周りのカバーをはずし,タッチパッド下部のソケットに差し込むようになっている。作業自体は問題なく行えたが,従来より手間がかかっている。

オプションバッテリー
オプションのバッテリーセットが特売価格で売られていたので,通販で購入した。名称は,「T60/Z60シリーズ 9セル&ウルトラベイバッテリーセット(40Y6797+40Y6789)」である。一方の9セルバッテリーは,本体裏側のバッテリーをはずして代わりに装着するもので,本体背面でACアダプタ用コネクタの横に,バッテリーがはみ出す。標準で付いていたバッテリーは本体背面からはみ出さないため,より大容量であることがわかる。これはZ60でも使えるが,T42では装着できない。
もう一つのウルトラベイバッテリーは,DVDドライブを外して代わりに装着する。T60のDVDドライブは,T42と同じウルトラベイ・スリム対応である。したがってDVDドライブはT60とT42で使い回しできるが,このウルトラベイバッテリーはT42では使えない。写真でDVDドライブと見比べてもらえればわかるが,ウルトラベイバッテリーでは先端に出っ張りがある。この出っ張りには電流を供給する端子があり,T42ではこの部分がつっかえて装着できない。

その他
プリインストールソフトとして,Diskeeper ver.9が入っている。もちろんWindowsVISTA対応版で,システムファイルを含めてきめ細かくデフラグしてくれる。Windowsにはディスクデフラグが入っているが,機能制約版であり,本格的にデフラグするとなると市販ソフトが必要になるので,これはありがたい。またThinkPad(デスクトップのThinkCentreを含めて)専用ソフトとして,Access Connections(ネットワーク環境の切り替えソフト)や,Rescue and Recovery(ハードディスクのイメージファイルを作成して復元できるソフト)などがある。これらは,パソコンの使用で事実上必須のものであり,インストールされているのは助かる。パナソニックのレッツノートも同様らしいが,真に必要なものだけを入れて出荷するメーカの姿勢には昔から好感を覚えており,それがThinkPadを使い続けている理由の一つである。
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