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銀行のATM(現金自動預払機)の周囲に隠しカメラを仕掛け,キャッシュカードの口座番号と暗証番号の入力を盗撮する事件が続いている。今月は,それにより現金が引き出された可能性が高いとされる事件が発生している。 ATM盗撮事件に思う
私は情報セキュリティのサイトを運営しており,金融機関のセキュリティにも,多少だが関心がある。今回の事件に関係した形で,すぐに実行できる対策などを書いていこう。
暗証番号は手で隠しながら入力する習慣をつける
ATMが今のように,隣との仕切りがなく後ろからも丸見えであった時代から,私は左手で覆いながら,右手で暗証番号を入力するようにしてきた。隣のATMとの仕切りが取り付けられても,後ろが見えるミラーが取り付けられても,この習慣は続けてきた。この習慣は,隠しカメラによる盗撮でも有効である。もし手で覆いながら暗証番号を入力していたら,キャッシュカードの番号は読み取られても,暗証番号までは読み取られず,狙われる対象からはずれていただろう。
暗証番号は手で隠しながら入力する習慣は,お店での支払いでキャッシュカードを使う,デビットカードシステムでも有効である。レジの近くに周りに人がいる状況では,押した暗証番号が見られやすいからである。そしてこれも重要なことであるが,手で覆いながら入力する習慣をつけることで,見られてはまずいものを扱っているという意識付けができる。(2000.4)
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