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ブートブラックの研究 PART1


ブートブラックとは

乳化性クリームやデリケートクリームなど,革靴の手入れ用品のブランドである。シューズショップ兼リペアサロンであるリファーレ(Rifare)と,シューケア用品大手のコロンブス社が共同開発したものである。コロンブス社の他のブランドの手入れ用品に比べて,高品質かつマニアックなものとなっている。
 
最も特徴的なのは油性ツヤ出しクリーム(ワックス)で,他と同じく油性ツヤ出しクリームがあるが,それとは別に「ベース」と「コート」の二品に分かれているものもある。後者は,最初に「ベース」を塗って下地を作り,その上に「コート」を塗って被膜を作り,輝かせる構成となっている。
 

 
また,蓋が黒色のシリーズのほかに,銀色のシルバーラインというシリーズもある。紹介文を読むと,プロユースの「ブートブラック」シリーズを,一般の方にもお使いいただけるように開発されたシリーズとの表記がある。これに対し蓋が黒色のシリーズは,プロユースの位置づけである。なお,シルバーラインに対し,ブラックラインという名称は出てこない。
 
このページでは,蓋が黒色のシリーズを取り上げる。パンフレットを見ると以下の品目がある。
・油性ツヤ出しクリーム<缶入り>
・シュークリーム<ビン入り>
・補色・保革クリーム<チューブ入り>
・ハイシャインベース<ビン入り>
・ハイシャインコート<ビン入り>
・ミンクオイル<缶入り>
・デリケートクリーム<ビン入り>
・コードバンクリーム<ビン入り>
・レザーローション汚れ落とし
・ウォータープルーフ<撥水スプレー>
・スエードスプレー<起毛革スプレー>
・エッジカラー<革コバインキ>
 

 

デリケートクリーム

デリケートクリームは無臭である。これまで使ってきたR&D社のモゥブレイの,乳酸菌飲料を連想させるさわやかな酸味の混じった匂いに慣れているため,拍子抜けがした。匂いで演出することはなく,あくまでも性能で勝負するコンセプトだろうか。クラッチバッグやアタッシェケースの内張りに塗ってみた。クリームの浸透性や,塗った後の革の色合いは良いものの,他と大差はない。
 

 

乳化性クリーム

買うときに店員が,この製品は粒子が細かいと説明した。開けてみるとこれも無臭で,サフィールやラ・コルドヌリ・アングレーズの,薬草が入った漢方薬風の製品の匂いに慣れていると,拍子抜けがする。クリームは水分が多く,ブラシで塗ってみると伸びが良い。乾いてから布で拭き取って磨いてみると,すぐに艶が出てきた。水分が多いことと艶がすぐに出ることは,この製品ならではの特徴である。
 

 

 
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