HOMEストレートチップ研究室 >REGAL・リーガル GORE-TEX(W491)
 

REGAL・リーガル GORE-TEX(W491)


購入の経緯

雨の日用に購入した黒ストである。撥水加工の甲革,通気機能付きの合成底,という条件を満たすものはいくつかあるが,その中で本格的な作りのものは少ない。これはグッドイヤー・ウエルト製法で,ゴム底にはゴアテックスを貼った通気孔がある。
 

 

リーガルの良さ

靴の世界では,本格靴という用語がある。この用語の定義として明確なものはないが,一般には高品質な革を使い,伝統的な手間のかかった製法で作られた靴,ということになっている。この定義もあいまいさが残るので,例外はあるだろうがもっと具体化してみると,カーフやキップやコードバンなどの質感を感じさせる革を使い,マッケイ製法やハンドソーン製法やグッドイヤーウエルト製法などの伝統的で手間のかかった製法で作られた靴,ということになる。
 
リーガルは高校時代から履いているが,本格靴の偉大なるスタンダードという表現が当てはまると思っている。ビジネスの場でこれを履いていたら,相手に対して失礼ではないというクラス感がある。そして,研ぎ澄まされたようなただずまいはないが,ビジネスだけでなくカジュアルな服装でも似合う。これは他のメーカの製品にはない特徴で,リーガルの多くの製品に見られる懐の深さである。
 

 

デザインと革

服のコーディネートでは,定番のシャツやパンツを組み合わせた,スタンダードな格好良さというものがある。この靴のデザインにも,それに通じるスタンダードな格好良さを感じる。そして,近年のロングノーズの流行を取り入れてか,ノーズはロング気味となっている。もちろん,多くの人に違和感を感じさせない範囲内ではある。
トゥの形状はスクエアだが,角は丸くだ円に近い。ここにもスタンダードな美しさがある。
 
甲革の種類だが,キップ(生後6か月〜2年の牛革)と表記している。キップのきめの細かさなどはカーフに次ぐものとなるが,撥水加工を施したカーフは聞いたことはない。たいてい「撥水レザー」といった表記で,革の種類までは表記されていない。それから分かるように,雨の日用として質の高い革を使っている。
 
撥水加工だが,最近の撥水加工は甲革の通気性を損なわない。つまり,底で通気するだけでなく,甲でも通気する。これが樹脂加工したガラス革だと,耐水性があり,しかもぱっと見は質が高そうに見えるが,通気性はない。それにガラス革でない牛革は,キップであれカーフであれ,乳化性クリームを塗って手入れしていくと,何ともいえない艶が出るようになる。
 

 

履き心地

底の通気孔は多くないが,それでも通気効果はある。通気機能付きの靴では,踏圧で内部に空気を送り込むものもあるが,それだと座ったままで歩かないと通気されない。これはそのようなことはなく,かすかだがいつもスースーしている。
 
ゴアテックスを採用した製品には,どれにもGORE-TEXのロゴが入ったタブが付いているが,これはインソールに付いている。
 

 

結論

雨の日だけでなく,夏など汗をかく季節にも適している。そのため天気や季節を気にせずに出かけられ,また足もとを気にすることなく歩き回れる。そういった点で,一足は必要な黒ストである。
 

 
メニューに戻る