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初級シスアド 平成6年度試験 午後問題(問3〜問4)
問3 ファイル管理に関する次の記述を読んで,設問1,2に答えよ。
現在,ワークステーションやパーソナルコンピュータ用のファイルシステムにおいては,図に示すような階層化されたディレクトリ(登録簿)によるファイル管理が広く利用されている。
この種のファイルシステムは,フロッピーディスクやハードディスク上のファイルに適用され,ボリュームごとに一つずつ存在するルートディレクトリの下にサブディレクトリを階層化して作成することができる。ファイルやディレクトリの名前は,同一のディレクトリの直下ではユニーク(一意)でなければならないが,ディレクトリが異なれば同じであってもよい。
ファイルの識別には,次の三つの方法がある。
(1) ルートディレクトリから出発して,目的のファイルにいたるまでの途中すべてのサブディレクトリ名を指定する,絶対パス記述による方法
(2) カレントディレクトリ(現在のディレクトリ)から出発して,目的のファイルにいたるまでの途中すべてのサブディレクトリ名を指定する,相対パス記述による方法
(3) 相対パス記述の特別な場合として,カレントディレクトリの直下にあるファイルのファイル名だけを記述する方法
これらの記述では,例1,2に示すようにディレクトリ名及びファイル名は”¥”で区切る。”¥”の右側のディレクトリ名叉はファイル名は,左側のディレクトリの直下になければならない。なお,任意のディレクトリをカレントディレクトリとすることができる。
設問1 [ ]に入れるべき適切な字句を,解答群の中から選べ。
1. カレントディレクトリが図中の(2)であるとき,(6)のファイルを識別する記述は[a]である。
2. カレントディレクトリが図中の(2)であるとき,ディレクトリを除き,ファイル名だけで識別できるファイルの個数は[b]である。
aに関する解答群
ア BKUP¥DATA1 イ DATA1
ウ TXT1¥BKUP¥DATA1 エ ¥ARAI¥TXT1¥DATA1
オ ¥BKUP¥DATA1
bに関する解答群
ア 1 イ 2 ウ 3 エ 4 オ 6
設問1の正解例と解説へ
設問2 図のファイル管理の下でファイルのコピーを行うときには,
copy file1 file2
というコピーコマンドを使う。file1はコピー元のファイル名であり,パスと合わせて記述できる。file2はコピー先のファイル名であり,これもパスと合わせて記述できる。
[ ]に入れるべき適切な字句を,解答群の中から選べ。
1. カレントディレクトリが図中の(2)であるとき,(5)のファイルを(4)のディレクトリの直下のファイルDATA2としてコピーするには,次のコピーコマンドを使えばよい。
copy PRG1¥KAZU [a]
2. カレントディレクトリが図中の(4)であるとき,(5)のファイルを(4)のディレクトリの直下のファイルDATA2としてコピーするには,次のコピーコマンドを使えばよい。
copy [b] DATA2
aに関する解答群
ア BKUP¥DATA2 イ DATA2
ウ TXT1¥BKUP¥DATA2 エ ¥ARAI¥TXT1¥DATA2
オ ¥BKUP¥DATA2
bに関する解答群
ア BKUP¥TXT1¥PRG1¥KAZU イ KAZU
ウ PRG1¥KAZU
エ TXT1¥PRG1¥KAZU
オ ¥ARAI¥TXT1¥PRG1¥KAZU
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問4 ネットワークとデータの保護に関する次の記述中の[ ]に入れるべき適切な字句を,解答群の中から選べ。
複数のパーソナルコンピュータ(パソコン)をネットワークで接続して構成するパソコンネットワークは,全体が一つのシステムとして機能するという特徴をもっている。更に,パソコン同士が互いに各種のサービスや機能を提供することによって,システム全体としての処理効率の向上を実現している。サービスを提供する側は[a],サービスを受ける側は[b]と呼ばれる。
各パソコンを単独で利用する[c]形態の利用環境に比べて,パソコンネットワークでは,データの共用が促進されるという利点がある。その反面,システムの扱うデータの重要性が増すため,データの保護が重要な課題となる。
システム運用中に発生する障害などによって,データが破壊されることがある。このような障害からデータを保護するためには,[d]をとっておくと効果的である。データが破壊されても,[d]の内容から,元のデータをある程度まで復元することができる。
データ保護の点からパソコンネットワークにおいて特に重要な事項として,ウィルス対策がある。ウィルスは他のプログラムに寄生する形でシステムに侵入し,ファイルの破壊や消去などの被害をもたらすことがある。ウィルスのうち多くのものは,電子掲示板システムなどを経由して入手可能なプログラムに潜んでいて,そのプログラムが起動されると,ウィルス自身も活動を開始する。対策としては,[e]と呼ばれるプログラムを使って,被害が発生する前にウィルスを検出する方法が挙げられる。[e]プログラムの中には,検出したウィルスの[f]まで行うものもある。
a〜cに関する解答群
ア オープン イ オンライン ウ クライアント
エ サーバ オ スタンドアロン カ スレーブ
キ ダウンサイジング ク ディスク ケ マスタ
コ マルチメディア
d〜fに関する解答群
ア アプリケーション イ 感染経路の特定 ウ 除去(駆除)
エ ダウンロード オ ハードコピー カ バックアップ
キ 被害状況の診断 ク ユーティリティ ケ ワクチン
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