初級システムアドミニストレータ試験情報初級シスアド試験の既出問題平成7年度試験メニュー>問題と解説
 

初級シスアド 平成7年度試験 午後問題(問3〜問4)


 
問3 コンピュータの記憶装置に関する次の記述中の[ ]に入れるべき字句として,適切なものを,解答群の中から選ベ。
 
 コンピュータの記憶装置には,主記憶装置と補助記憶装置がある。代表的な補助記憶装置である磁気ディスク装置と主記憶装置を比較すると,記憶容量のほか,記憶内容保持能力とデータを読み出すときの待ち時間の2点においても,大きく異なっている。
 一般に,主記憶装置は揮発性記憶装置と呼ばれ,[a]すると記憶内容が消滅する。一方,磁気ディスク装置は不揮発性記憶装置と呼ばれ,[a]しても記憶内容は保持される。そのため,アプリケーションプログラムやそれを使って作成したデータは,通常磁気ディスク装置に保存する。
データを読み出すときの待ち時間は,主記憶装置が約60〜100ナノ秒,磁気ディスク装置が約10〜15ミリ秒である。主記憶装置の待ち時間を100ナノ秒,磁気ディスク装置の待ち時間を10ミリ秒とすると,前者のほうが[b]倍高速である。このように動作速度が大きく異なる機器が一緒に使われる場合,全体の性能は低速な装置の性能によって決定される。そこで,磁気ディスク装置の待ち時間を見かけ上短縮するための工夫として,ディスクキャッシュと呼ばれる機構が用いられる。これは,主記憶装置の一部などをキャッシュ領域として確保し,磁気ディスク装置の内容の一部をそこに複写しておくというものである。磁気ディスク装置からデータを読み出す必要が生じたら,まずこのキャッシュ領域を調ベ,必要なデータがそこにあればそれを読み出す。そこにない場合だけ,磁気ディスク装置に格納されているデータを読み出す。
 ディスクキャッシュ機構がどの程度の効果をもつか,簡単な例を使って調べてみよう。キャッシュ領域からデータを読み出すときの待ち時間をTC,磁気ディスク装置からデータを読み出すときの待ち時間をTD,所望のデータがキャッシュ領域内にある確率(以下,ヒット率という)をPとすると,磁気ディスク装置の見かけ上の待ち時間TD'は,次の式によって与えられる。
 TD'=[c]×TC+[d]×TD
ここで,
 TC=100ナノ秒 TD=10ミリ秒 p=0.9
とすると,TD'は約[e]秒となり,磁気ディスク装置の待ち時間が見かけ上約[f]分の1に短縮されたことになる。
 ディスクキャッシュ機構の効果を高めるには,ヒット率を[g]必要がある。そのためには,キャッシュ領域の容量を[h]と有効である。
 
aに関する解答群
ア 初期化   イ 電源を投入  ウ 電源を切断  エ 媒体を交換
 
b,e,fに関する解答群
ア 0.00001   イ 0.001    ウ 0.009
エ 0.1     オ 1      カ 1.1
キ 10     ク 100     ケ 1,000
コ 100,000
 
c,dに関する解答群
ア 1      イ p      ウ (−p)
エ (1−p)   オ (1+p)    カ p×p
キ (−p×p)  ク (1−p×p)  ケ (1+p×p)
 
g,hに関する解答群
ア 上げる   イ 下げる   ウ 増やす   エ 減らす

問3の正解例と解説へ
 
メニューに戻る
 

 
問4 パーソナルコンピュータのハードウェアに関する次の文章を読んで,設問1〜5に答えよ。
 
 前々からパーソナルコンピュータを欲しいと思っていたA君は,GUI(グラフィカルユーザインタフェース)環境で動作するものを購入すべく個々の部品の資料を集め,その仕様を詳細に検討した。その結果,A案,B案,C案の比較表を作った。

 
設問1 比較表の中のa〜dに入れるべき最も適切な字句を,解答群の中から選ベ。
 
解答群
ア 1.44Mバイト/720kバイトタイプ   イ 32ビットタイプ
ウ CD-ROMドライブ          エ SCSI規格
オ イメージスキャナ         カ キーボード
キ ネットワークインタフェースカード ク マザーボード
ケ マルチスキャンタイプ       コ モデム

設問1の正解例と解説へ
 
設問2 表計算ソフトで同じ表を表示したときに,セルの幅,高さ及び文字の大きさを同じとした場合,1画面に表示できるセル数を最も多くできるものはどれか。
 
解答群
ア A案   イ B案   ウ C案

設問2の正解例と解説へ
 
設問3 同一のマルチタスクOSで多くのプログラムを同時に実行したときに,ハードディスクへの一時退避が起きにくいものはどれか。
 
解答群
ア A案   イ B案   ウ C案

設問3の正解例と解説へ
 
設問4 RS-232Cシリアルポートは,主にどういった装置を接続するために用いるのが一般的か。
 
解答群
ア CD-ROMドライブ         イ MOドライブ
ウ フロッピーディスクドライブ   エ モデム
オ リムーバブルディスク装置

設問4の正解例と解説へ
 
設問5 次の記述のうち,正しいものを二つ選ベ。
 
解答群
ア A案が,設置場所が一番狭くてすむ。
イ B案が,データベースソフトで多くのデータを蓄積できる。
ウ C案が,表計算ソフトでの再計算処理速度が速い。
エ 処理装置の内部動作クロック周波数は,命令の実行のタイミングをとるもので,処理装置が同一の種類であった場合,数字が大きいほど動作速度が速い。
オ ハードディスクに対する読み書きの速度を比較するためには,アクセスタイムとデータ転送速度を知る必要がある。
カ 全案とも,フロッピーディスクのサイズは5インチである。

設問5の正解例と解説へ
 
メニューに戻る