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初級シスアド 平成8年度試験 正解例と解説(午前問61〜80)


 
問61 ア,オ
 SCSI(Small Computer System Interface)では,パソコンの外部バスに装着したSCSIインタフェースボード(SCSIホストアダプタともいいます)を介して,外部装置をディジーチェーン(問題の図の様な形態の)接続でつなぎます。そしてつながっている両端の機器(一方はSCSIインタフェースボード)で,ターミネータ(終端抵抗)を設置します。ターミネータの設置として,抵抗の入った小さな部品を取り付けるものもありますが,大抵の機器では裏側の切り替えスイッチのON/OFFで設置できます。なお実際にはターミネータの設置とともに,各機器を識別するためのID番号も設定します。

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問62 ア,オ
 問題文から,以下の関係が成り立ちます。
A 受注番号が与えられると,受注日付・得意先コードの値を一意に探すことができる。
B 受注番号と項番が与えられると,商品コード・数量の値を一意に探すことができる。
Aの関係を満たすのがアで,Bのそれがオです。

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問63 ア,エ
ア 箇条書きにすることで,重要な部分を明確に表現できます。
イ 主観的な記述(自分の主張等)と客観的な記述を分けることで,文書としての信頼性が高まります。
ウ 文章主体の構成では読み手が理解しづらく,読み通す上で負担を感じてしまいます。適切な図やグラフを適切なレイアウトで取り入れられるかどうかで,企画提案書作成の実力が問われます。
エ 問題文の通りです。なお裏付けになるデータでは,できるだけ中立的な機関のものを引用するようにし,引用元を併記します。
オ ”です,ます”調と,”である”調のいずれかに統一した方がよいです。ただし箇条書きでは用言止めが適しているため,その必要はあまりありません。
 ア,エの2つが,より適切な記述となります。

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問64 ア,イ
ウ 2年間の売上高の推移の表示しか適していません。また,製品ごとの売上高の推移の表示にも適していません(構成比の変化なら適していますが)。
エ ウと同様に構成比の変化なら適していますが,売上高の推移には適していません。
オ 2つの項目を縦軸と横軸にとり,個々のデータを点で表示するグラフで,数値の表示には適していません。

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問65 ウ
ア 問題文の通りです。
イ 問題文の通りです。
ウ 現状を分析して問題点をまとめ,改善案を作成するため,反対です。
エ 現行システムを改善して,新システムを構築する方法を帰納法(またはボトムアップアプローチ)といいます。これに対し,構築する情報システムの姿や目標を定め,それを具体化する形で構築する方法を演繹法(またはトップダウンアプローチ)といいます。問題文の手法(プロトタイピング)は,帰納法に適しています。(演繹法でも使われていますが)
オ 問題文の通りです。

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問66 エ
ア 時間の減少を要望する者が過半数(53.8%)に及んでいます。
イ 思索時間の増加を要望(72.0%)が,減少を要望(5.8%)を上回っています。
ウ 作業時間の増加を要望(32.7%)が,減少を要望(23.7%)よりも割合が多くなっています。
エ 文書作成が全体作業時間に占める割合が一番多い点は正しいのですが,作業時間の減少を要望(39.7%)の方が増加を要望(18.8%)より多く,反対です。
オ 時間の減少を要望(68.7%)が,増加を要望(3.2%)より多くなっいます。

問67へ
 
問67 ア
ア バズセッションについては,問3の解説を参照して下さい。バズセッションは改善案をまとめるのに適しており,改善案をたくさん出すにはブレーンストーミングがより適しています。
イ アンケートは無記名にすると無責任な意見が出る恐れがありますが,隠れた有益な意見も出てくる可能性があります。
ウ 業務の流れを図式化する図法がDFD(データフローダイアグラム)です。DFDには様々な書き方がありますが,情報処理技術者試験ではヨードン・ドゥマーコ法にほぼ準じたものが出題されています。
エ KJ法は,調査結果を整理するための手法として生まれましたが,問題点・改善案・意見の整理にも適しています。
オ 決定表(デシジョンテーブル)は,判断条件とその対応を表にしたもので,JIS(日本工業規格)のX0125で仕様が定められています。問10でその読み取り方について出題されています。問10の場合以外にも,プログラムの処理条件をまとめたり,問題の発生条件を整理するのにも適しています。

問68へ
 
問68 エ
ア 図中のMとNは,多対多の関係であることを意味します。
イ 識別子とはいわゆるキー項目で,一意に定めるものを指します。
ウ 実体とはエンティティを指します。
エ インスタンスと問題文の記述とが合いません。
オ 受講は,学生と科目の関係(リレーション)を表すものです。

問69へ
 
問69 エ
ア 自分で名案と思えなくても,他人からはそう思える場合があります。また自分の発言が,他人の案を触発する面があります。
イ 他人の発言の批評をしないのが,ブレーンストーミングの原則の一つです。
ウ ブレーンストーミングは様々な案を出すのが目的であり,便乗も結構です。
エ ブレーンストーミングでは案の取捨選択はしません。それは次の段階で行います。
オ あまり適切とはいえませんが,アと同じ効果が期待できる面があります。エの方が,明らかに適切ではありません。

問70へ
 
問70 ウ
ア 1+2+3+4=10で,0を最後尾に付け加えます。
イ 2+3+4+5=14で,4を最後尾に付け加えます。
ウ 3+4+5+6=18で,8を最後尾に付け加えますが,違っています。
エ 5+6+7+8=26で,6を最後尾に付け加えます。
オ 6+7+8+9=30で,0を最後尾に付け加えます。

問71へ
 
問71 オ
ア 項目Aの先頭にある+の記号で,エラーとなります。
イ 項目Aの先頭にある空白文字で,エラーとなります。
ウ 項目Cの数値が範囲を超えているので,エラーとなります。
エ 項目Bが空白文字だけであることで,エラーとなります。
オ データチェックの基準を全て満たしており,エラーになりません。

問72へ
 
問72 イ
ア CPUと主記憶の間のバスをローカルバス,周辺装置との間のバスを外部バスといいます。
イ メモリのアクセス速度は高速ページDRAMで60〜70ns,CPUの演算速度でクロック周波数が100MHz以上のものは10ns以下です。
ウ グラフィックアクセラレータチップと,ビデオRAMのことです。
エ インテル社の486シリーズ(486SXを除く),Pentiumシリーズでは,浮動小数点演算専用回路を搭載しています。
オ ディスプレイでの表示解像度により,その画像の水平・垂直周波数が異なります。マルチスキャン方式は,多様な解像度に対応します。

問73へ
 
問73 イ
 主記憶と半導体ディスクでは素子に半導体を利用していますが,半導体ディスクの方が,アクセス速度は低いものの安価(=大容量が可能)な素子を採用しています。磁気テープとハードディスクは,カセットテープとミニディスクのそれと同じです。

問74へ
 
問74 オ
ア RS-232Cケーブルは,クロス結線とストレート結線があります。2台のパソコンを直接つなぐ場合などで,クロス結線のケーブルを用います。
イ 従来SCSI-2機器(Fast-SCSI)は,アンフェノールタイプのコネクタが利用されていましたが,マイクロソフト社がWindows95に適したパソコンの仕様として,”PC95”を制定しました。そこでD-subコネクタが規定されたため,それが事実上の標準規格となっています。
ウ 本体の電源スイッチに連動させた方が便利ですが,間違ってはいません。
エ 静電気で素子がショートしたり,ディスプレイのブラウン管が破損することがあります。
オ 電話網からのケーブルは”TEL”側に接続します。

問75へ
 
問75 ウ
ア グループウェアの製品例としては,”Notes”(ロータス),”GroupWise”(ノベル)などがあります。この目的は問題文の通りです。
イ 製品例として,”cc:Mail”(ロータス),”MSMail”(マイクロソフト)などがあります。
ウ ワークフローとは,指定した相手順に情報を回していく機能です。これにより,稟議や決済が仕事の流れにそって行えます。会議の機能ではありません。
エ 製品例として”Schedule+”(マイクロソフト)などがあります。
オ 問題文の通りです。

問76へ
 
問76 ウ
 パスワードに適した文字として,英単語だけに限っているのが問題です。

問77へ
 
問77 ア
ア 受講者が実力をつけるためには,容易に解答を教えない方が効果的です。
イ プレゼンテーションで聞き手に合わせることと,相通じる手法です。
ウ 発問と同じ効果が出ます。
エ 考える時間や機会を多く設けることで,受講者の実力が向上します。
オ 効果的に弱点補強を行います。

問78へ
 
問78 ア
ア ひとこと,いちごん
イ りやく,りえき
ウ たいせい,おおぜい
エ あたまかず,とうすう
オ いっと,いちず

問79へ
 
問79 エ,オ
ア 多様な調整機構で,最適なシーティングポジションがとれます。
イ 無停電電源装置(UPS)は,電圧低下による障害発生も防げます。
ウ コンピュータ室のカーペットは,静電気防止加工が必須です。
エ ディスプレイに照明や自然光の光源が映り込むことをグレアといいます。これを防ぐには光源とディスプレイの配置を変える,ノングレア加工のディスプレイやOAフィルタをディスプレイに掛ける方法などがあります。
オ フリーアクセスフロアは床下配線用の二重床で,これを施工すると室内高が減少します。天井が低い場合には,カーペットの下に平型ケーブルを敷設するアンダーカーペットの方が適しています。

問80へ
 
問80 エ,オ
エ ”売上が増加している”と”売上が減少している”が,どの支店にかかっているかがはっきりしません。
オ 支店名の読み上げが続くと,聞き取る上で区切りにくくなります。

 
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Last Updated Nov 18,1996
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