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初級シスアド 平成8年度試験 午後問題(問9〜10)
問9 パソコンからサーバのデータベース(DB)へのアクセスに関する次の記述を読んで,設問1〜5に答えよ。
ある会社の工場では,生産管理のデータを品質管理部門で参照できるようにしている。この工場の概要は次のとおりである。
・電機部品の組立てを行っている。
・購入した部品を組み立てて,製品を生産し,出荷している。部品には部品IDを付けている。
・複数の部品から一つの製品が組み立てられるが,一つの製品には同じ部品IDの部品は2個以上使用されない。
・製品には一つ一つにすべて異なった番号を付けており,その番号をシリアル番号と呼んでいる。
・同一仕様の製品を数個から数十個まとめて生産し,そのまとまりをロットと呼んでいる。各ロットにはすべて異なるロット番号を付けている。
・3〜5人の製造担当者が二つの班を構成し,複数のロットを製造する。班を構成する担当者は毎週変更される。
・品質評価はすべての製品に対し10項目実施され,結果は各項目1点の10点満点で表される。
工場には生産管理システムがあり,そのDBに過去1年間の生産管理データを蓄積している。生産管理システムのDBの一部分を品質管理部門に設置したDBサーバ(以下,サーバという)に定期的にコピーし,品質管理部門内に設置されたパソコンから参照できるようにしている(図2)。生産管理システムのDBのすべての項目をコピーするのではなく,品質管理部門で利用する項目だけをコピーする。品質管理部門のサーバでも過去1年間のデータを保存している。
品質管理部門のパソコンには,表計算ソフトに加えて,パソコンとサーバのDBを連携するソフトウェアが用意されている。ユーザはパソコンからサーバのデータを検索し,検索結果をパソコンの表計算ソフトのワークシート上に取り込むことができる。
システム管理部門は生産管理システムのDBから品質管理部門のサーバのDBへ,データをコピーする。図3は品質管理部門のサーバの現在のDB構造である。このたび,システム管理部門ではデータの重複の解消,繰返し項目の解消,生産記録の詳細な分析を可能にすることなどを目的として,図3のDB構成を図4の構成に変更することにした。
設問1 図4の変更後のDB構成中の[ ]に入れるべき適切な字句を,解答群の中から選ベ。解答は重複して選んでもよい。
解答群
ア 時刻 イ シリアル番号 ウ 製品コード
エ 製品名称 オ 担当者 カ 日付
キ 品質評価点 ク 部品ID ケ 部品名称
コ ロット番号
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設問2 図3のDBでは処理できないが,図4のDBでは処理できるものを,解答群の中から選べ。
解答群
ア 1か月間の製造日ごとの製品の平均品質評価点を算出する。
イ 1時間ごとの生産個数と平均品質評価点の相関関係を分析する。
ウ 品質評価点が9点以下の製品に使用されている部品IDを使用回数の多い順に100個見つける。
エ 品質評価点のばらつき(標準偏差)の大きい順に製造時間帯を五つ見つける。
オ 品質評価点のばらつき(標準偏差)の大きい順にロット番号を100個見つける。
設問2の正解例と解説へ
設問3 図3のDBでも図4のDBでも処理できない処理を,解答群の中から選ベ。
解答群
ア ある時間帯の品質評価点の平均値と標準偏差を算出する。
イ 平均品質評価点の高い順に製造担当者を10人見つける。
ウ 平均品質評価点の高い順に班を五つ見つける。
エ 平均品質評価点の高い順にロット番号を100個見つける。
オ ロットごとの製造個数と平均品質評価点の相関関係を分析する。
設問3の正解例と解説へ
設問4 図3のDBの検索時間を概算するとき,表”処理時間算出の目安”を使うものとする。時間がかかる処理のうち上位二つを,解答群の中から選べ。
解答群
ア 1台のパソコンを用いて,ロット生産表(1,000件)を検索し,100件の結果をワークシートに取り込む。
イ 1台のパソコンを用いて,製品生産表(1万件)を検索し,1件の結果をワークシートに取り込む。
ウ 1台のパソコンを用いて,製品生産表(1万件)を検索し,10件の結果をワークシートに取り込む。
エ 10台のパソコンから同時に,それぞれロット生産表(1,000件)を検索し,それぞれ10件の結果をワークシートに取り込む。
オ 10台のパソコンから同時に,それぞれ製品生産表(1万件)を検索し,それぞれ1件の結果をワークシートに取り込む。
設問4の正解例と解説へ
設問5 設問4で選んだ最も時間がかかる処理の処理時間として最も近いものを,解答群の中から選ベ。
解答群
ア 0.1秒 イ 1秒 ウ 10秒
エ 100秒 オ 1,000秒
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問10 受注管理データベースに関する次の記述を読んで,設問1〜4に答えよ。
A社の営業部では,パソコンのデータベースソフトを使って受注管理データベースを作成し,受注業務の合理化を図っている。受注管理データベースは図1の構造になっている。
設問1 図1において,各表に含まれるレコード間の関係に関する次の文章中の[ ]に入れるべき適切な字句を,解答群の中から選ベ。
受注表と受注明細表は,受注番号で関係付けられている。受注表の1レコードに対して受注明細表の複数レコードが対応しており,いわゆる,1対多の関係になっている。受注表と得意先表は,[a]で関係付けられており,受注表のレコードと得意先表のレコードは[b]の関係になっている。
aに関する解答群
ア 受注番号 イ 商品コード ウ 得意先コード
bに関する解答群
ア 1対1 イ 1対多 ウ 多対1 エ 多対多
設問1の正解例と解説へ
設問2 図2で示す受注表,受注明細表,商品単価表のレコードの関係を見て,次の文章中の[ ]に入れるべき適切な字句を,解答群の中から選ベ。
販売単価が変更になるたびに,商品単価表に従来の販売単価のレコードを残したまま,新販売単価のレコードを追加入力するので,価格適用開始日の項目を設けている。これによって,同一商品コードでも複数の異なる単価の管理が可能になり,[c]をキーにすることでユニークなレコードとして処理することができる。
受注データを入力するときには,それぞれの商品コードごとに,受注日と商品単価表の価格適用開姶日を比較して,価格適用開始日が[d]日付の商品単価表のレコードのうち,[e]日付のレコードの価格適用開姶日を受注明細表の価格適用開始日にセットする。これによって,商品単価表に同一商品コードで価格適用開始日の異なるレコードが複数あっても,販売単価を特定できる。
受注明細表と商品単価表は,[c]で関係付けられており,受注明細表のレコードと商品単価表のレコードは[f]の関係になっている。
cに関する解答群
ア 価格適用開始日 イ 商品コード
ウ 商品コードと価格適用開始日
dに関する解答群
ア 小さい(古い) イ 小さい(古い)か等しい
ウ 等しい エ 大きい(新しい)か等しい
オ 大きい(新しい)
eに関する解答群
ア 最も小さい(古い) イ 等しい ウ 最も大きい(新しい)
fに関する解答群
ア 1対1 イ 1対多
ウ 多対1 エ 多対多
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設問3 受注日が1996年10月15日であり,商品コードが”X”の商品の価格適用開始日,販売単価を求める。次のSQL文の[ ]に入れるべき適切な字句を,解答群の中から選べ。
SELECT 価格適用開始日,販売単価 FROM 商品単価表
WHERE 商品コード='X' AND
[g]=(SELECT MAX([g])
FROM 商品単価表 WHERE [h])
gに関する解答群
ア 1996-10-15 イ 価格適用開始日 ウ 受注日
hに関する解答群
ア 価格適用開始日<1996-10-15
イ 価格適用開始日<=1996-10-15
ウ 価格適用開始日=1996-10-15
エ 価格適用開始日>=1996-10-15
オ 価格適用開姶日>1996-10-15
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10月中旬の販売促進会議で販売単価の見直しを行うことになった。そして,次のことが決まったので,販売単価の変更に合わせたデータベースの変更を行うことになった。
(1)すべての商品について販売単価を5%引き下げる。
(2)新販売単価の適用開始は,さかのぼって1996年10月1日の受注分からとし,既受注分にも適用する。
設問4 すべての商品について,価格適用開始日を1996年10月1日とした新単価のレコードを商品単価表に追加入力した後,受注明細表の価格適用開始日を更新する。このとき,商品単価表には,価格適用開始日が1996年10月2日以降のレコードがないものとする。
次のSQL文の[ ]に入れるべき適切な字句を,解答群の中から選べ。
UPDATE 受注明細表 SET 価格適用開始日=1996-10-01
WHERE [i] IN (SELECT [i] FROM [j]
WHERE [k])
iに関する解答群
ア 価格適用開始日 イ 受注番号 ウ 受注日
jに関する解答群
ア 受注表 イ 受注明細表 ウ 商品単価表
kに関する解答群
ア 受注日<1996-10-01
イ 受注日<=1996-10-01
ウ 受注日=1996-10-01
エ 受注日>1996-10-01
オ 受注日>=1996-10-01
設問4の正解例と解説へ
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