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初級シスアド 平成9年度試験 正解例と解説(午前問41〜問60)


 
問41:エ
 例えばセルA1の番号を10で割った場合,商は12341になり,剰余(あまり)は1になります。番号の下2けたで並べ替えますが,番号の下2けたは100で割った剰余で求められます。

問42へ
 
問42:エ
 5人の審判員の合計点から,最高点と最低点を除いた点数の平均(残り3人)を求める計算式になります。 (1) 5人の合計点は,合計(A1〜E1)で求められます。
(2) 最高点は最大関数で,最低点は最小関数で求められます。合計点からそれを引くため,
 合計(A1〜E1)−最大(A1〜E1)−最小(A1〜E1) となります。
(3) (2)の平均を求めるため,残りの人数である3で割ります。従って
 (合計(A1〜E1)−最大(A1〜E1)−最小(A1〜E1))/3 となります。
 実は私も,これとほぼ同じ模擬問題を作成したことがあります。各関数が取り込まれた良問だと思ったからです。

問43へ
 
問43:ア
 最大公約数を求める問題です。各セルでの計算式とその結果をトレースすると,
セルA3 (セルA1−セルA2)56−36=20
セルA4 (セルA2−セルA3)36−20=16
セルA5 (セルA3−セルA4)20−16= 4
セルA6 (セルA4−セルA5)16− 4=12
セルA7 (セルA5−セルA6) 4−12= 8
セルA8 (セルA6−セルA7)12− 8= 4
セルA9 (セルA7−セルA8) 8− 4= 4
セルA10 (セルA8−セルA9) 4− 4= 0
となります。初めて0が表示されるセルがA(10)ですから,セルA(i−1)はセルA(9)になります。

問44へ
 
問44:エ
 平均と個々のデータとの差を偏差といい,B列ではそれを求めています。C列の式は個々のデータが平均に比べ,10以上低ければbd,10未満で低ければng,10未満で高ければgd,10以上高ければexと表示します。平均(セルA6の数値)は77であり,B列の値とC列の表示を順に求めると,
1行 B列 −14 C列 bd
2行 B列 + 1 C列 gd
3行 B列 + 8 C列 gd
4行 B列 +15 C列 ex
5行 B列 −10 C列 ng
となり,セルC4が該当します。

問45へ
 
問45:ア
 関係(リレーショナル)データベースでは,主キーと外部キーとを関係付けることができます。これにより,レコード(行)の更新や削除処理時に,外部キーにある値が主キーにないといった不整合に対処することができます。この関係付けが,リレーションです。
問46へ
 
問46:ア
 関係データベースで,2つの関係表より新たに表を作る論理演算を,結合といいます。

問47へ
 
問47:エ
 平成6年度午前問37と同じ内容で,対称的な検索条件とそれに合わせた解答群であるところが異なります。そのため,その問題を再掲します。
[問題] 問37 次のSQL文によって表(学生一覧)から抽出されるデータはどれか。
 SELECT 氏名 FROM 学生一覧
   WHERE 専攻=’物理’AND 年齢<20

ア 斎藤五郎       イ 佐藤恒一   ウ 佐藤恒一,田中真司
エ 鈴木有三,田中真司,斎藤五郎      オ 田中真司
[正解例]オ
[解説] 問題のSELECT文は,学生一覧という表から専攻が’物理’であり,かつ年齢が20未満の行の氏名を検索します。
 本問では,検索条件がANDからORに変わっています。そのため専攻が’物理’であり,または年齢が20未満という条件になります。それに該当しない行の氏名ですから,山田健次だけです。

問48へ
 
問48:イ
ア 性別が”女”でかつ年齢が20未満かつ年齢が25を超えてという条件は,矛盾しています。
イ 性別が”女”でかつ年齢が20未満,もしくは性別が”女”でかつ年齢が25を超えてという条件で,表Bの検索結果となります。
ウ 性別が”女”,もしくは年齢が20未満で性別が”女”,もしくは年齢が25を超えてという条件では,清水義男を除いた全ての行が該当します。
エ 性別が”女”,もしくは年齢が20未満,もしくは性別が”女”でかつ年齢が25を超えてという条件では,井上太郎を除いた全ての行が該当します。

問49へ
 
問49:イ
 平成8年度午前問33で,正規化について問われています。そのため,その解説を再掲します。
 データベースの正規化とは,各表でのデータの重複を排除する設計作業です。この作業により重複による無駄が省かれるとともに,データの追加・更新・削除による影響を少なくすることができます。
 本問の場合,受注台帳を正規化すると以下のようになります。
1:繰り返しのあるデータはありません。
2:受注日・売先と,商品・数量・単価・金額・合計金額とが独立できます。そのため,この2つに分離します。両者のキーは,受注Noになります。
3:合計金額は,受注Noごとに集計すれば求められます。また金額は,単純に数量と単価を掛け合わせて求められています。ただし,本問では合計金額だけが除去されています。

問50へ
 
問50:イ
ア 表示処理はクライアント側のコンピュータのCPU,及びビデオカードで行います。
イ 複数のクライアントからの処理要求を管理したり,全体的な処理を実行することがサーバならではの処理です。
ウ サーバ側で処理してもよいのですが,適切さではイの方が勝ります。
エ アと同じです。

問51へ
 
問51:イ
ア LAN間接続機器とは無関係の機能です。
ウ プロトコル体系の異なるLAN同士を接続する機器(大抵は通信サーバ)を,ゲートウェイといいます。
エ LAN間接続機器とは無関係の機能です。

問52へ
 
問52:ア
イ トークンを利用するのはリング型LANです。
ウ リング型LANに関する記述です。
エ リング型LANに関する記述です。

問53へ
 
問53:ア
ア 私の場合,加入プロバイダとの接続回線速度が28.8kbpsですが,専用線(当然接続回線速度が異なります)で接続している方ともメールの交換ができています。
イ 回線が混み合えば,音声データのパケットも遅延します。
ウ ファイル添付機能により,プログラムなどを添付して受発信できます。ただし,経験上添付されたファイルが開けないことがありました。
エ 通信経路は,回線の混み具合や障害発生などの原因により変わります。

問54へ
 
問54:ウ
ア AとBが重なった部分が塗りつぶされ,後は塗りつぶされない状態になります。
イ AとB,及び重なった部分の全てが塗りつぶされた状態になります。
エ AとB,及び重なった部分の全てが塗りつぶされない状態になります。

問55へ
 
問55:イ
 JPEGとはJoint Photographic Experts Groupの略称で,直訳すると合同静止画専門家グループとなります。これはISO(国際標準化機構)とITU−US(国際電気通信連合の電気通信標準化部門)が設けた,カラー静止画に関する圧縮伸張方式の合同部会です。そしてこの合同部会が制定したカラー静止画の圧縮伸張方式も,同グループ名をとってJPEG(ジェイペグ)と呼びます。

問56へ
 
問56:エ
 7ビットからなる文字に垂直パリティビットが1ビットつきます。さらに調歩同期方式ですから,1文字ごとにスタート・ストップ信号が1ビットずつ付加されます。従って1文字あたり10ビット伝送されます。それが80文字で1ブロックを構成し,1ブロックごとに水平パリティビットが10ビット付加されます。従って1ブロックの総ビット数は,
 (7+1+1+1)*80+10=810ビット
です。それが800文字(=10ブロック)ですから,8100ビットになります。

問57へ
 
問57:ウ
 該当する文字コードがないことから,Yの否定はnotYと表記します。
X・notYはXとY以外の論理積ということで,XからYと重なっている部分を除いたものになります。一方notX・Yは,同様にYからXと重なっている部分を除いたものになります。問題文のX・notY+notX・Yはそれらの論理和ですから,XとYの両方から重なっている部分を除いたものになります。
ア XとYの論理和は,XとYを合わせたものです。一方notXとYの論理和は,全ての範囲からXを除いた(ただしYと重なっている部分は除きます)部分になります。それらの論理積ですから,Y全体になります。
イ アと同様にX全体となります。
ウ notXとnotYとの論理和ですから,全ての範囲からXとYの重なった部分を除いたものになります。それとXとYを合わせたものとの論理積ですから,XとYの両方から重なっている部分を除いたものになります。
エ XとnotYの論理和は,全ての範囲からYを除いた(ただしXと重なっている部分は除きます)になります。一方notXとYの論理和は,全ての範囲からXを除いた(ただしYと重なっている部分は除きます)になります。それらの論理積ですから,XとYが重なった部分,及びXとY以外の部分になります。

問58へ
 
問58:イ
 モデムのLINE端子(モジュラーコネクタ)には電話線のモジュラーコネクタと接続する電話線コードを,RS−232C(将来はUSBに取って代わるかもしれませんが)コネクタにはパソコンの同コネクタと接続するシリアルケーブルを接続します。TELモジュラーコネクタには電話機を接続しても,しなくてもパソコン通信には関係ありません。

問59へ
 
問59:イ
 このような構造をネスト(入れ子の意味)といいます。
10p SADは,                立場から
11p   部門内  グループ内の  利用者としての  推進し実施する。
12p     あるいは    情報化を
13p

問60へ
 
問60:ア
イ OSは,データベースシステムや業務プログラムとは密接な関係があります。また旧バージョンのサポートは,新バージョンの発売後もしばらくの間は行われます。
ウ 業務プログラムとOSの関係も調査して,対応を確認してからバージョンアップ作業を開始するべきです。
エ データベースシステムは,OSの上で動作するミドルウェアです。従って,OSを入れ替えても,データベースシステムはバージョンアップされません。

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Last Updated Sep 30,1998
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