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初級シスアド 平成9年度試験 正解例と解説(午後問09〜問10)
問9
設問1 a:ウ,b:イ,c:オ,d:ア,e:ウ
集合を一から解説すると長くなりますので,ここでは重要なものだけを取り上げます。その他は情報処理の書籍を参照して下さい。
直積集合(広辞苑第4版)
”二つの集合A、Bに対し、Aの任意の元x、Bの任意の元yから成る組(x,y)の全体をA×Bと書き、A、Bの直積集合という。二つ以上の集合に対しても同様に定義される。”
a 高額購入会員表にあり,かつ携帯電話PHS販売記録表にない会員を求めますから,差集合になります。
b 対象会員表の会員コードと,会員登録表でそれと一致する会員コードの住所・氏名を合わせて,会員住所表を作成しますから,結合になります。
c 増設ハードディスク,増設メモリの両方とも,又はどちらか,を購入していない会員が対象です。従ってそれを裏返した条件は,ハードディスク未購入会員か,メモリ未購入会員,又は両方の未購入会員となり,和集合になります。
d cより,ハードディスク購入会員とメモリ購入会員の両方に含まれる会員以外が対象会員となります。(3')と(4')は両方に含まれる会員を求め,パソコン購入会員表の中からそれを抜いて(差集合をとって)求めています。従って両方に含まれるということから積集合となりますが,該当する用語として共通集合になります。
e dの解説を参照して下さい。
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設問2 ア
会員番号 両表を結合する上でのキーとなる項目です。
数量 携帯電話PHS販売記録表の構成が,販売記録表を踏襲したものであれば含まれる可能性はありますが(法人購入の場合),高額購入会員表には明らかに不要です。
販売価格 携帯電話PHS販売記録表の構成が,販売記録表を踏襲したものであれば含まれる可能性はありますが,高額購入会員表には明らかに不要です。(販売記録表を集計した表であるため,個々のデータは含まれません)
販売コード 携帯電話PHS販売記録表の構成が,販売記録表を踏襲したものであれば含まれる可能性はありますが,高額購入会員表には明らかに不要です。(販売記録表を集計した表であるため,個々のデータは含まれません)
販売店コード 携帯電話PHS販売記録表の構成が,販売記録表を踏襲したものであれば含まれる可能性はありますが,高額購入会員表には明らかに不要です。(販売記録表を集計した表であるため,個々のデータは含まれません)
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設問3 ア,エ,オ
会員番号 販売記録表と会員都県コード表を結合する上でのキー項目であり,必須です。
氏名 必要に応じて会員登録表を参照すればよいため,不要です。
住所 必要に応じて会員登録表を参照すればよいため,不要です。
都県コード レコードの集計や整列でも必要な項目であり,必須です。
販売店コード (3)で店舗ごとの都県別購入会員人数を数えるため,必須です。
販売年月日 購入会員都県表を処理する上で,会員情報と店舗情報,及び都県情報が必要です。従って個々の販売記録に関する情報は不要です。ただし,(2)を実行する前に対象期間を絞る上で必要となることはあります。
品目コード 購入会員都県表を処理する上で,会員情報と店舗情報,及び都県情報が必要です。従って個々の販売記録に関する情報は不要です。
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設問4 f:ア,g:エ
f インデックスのついている項目は件数に関係なく約1秒ですから,イとウは約1秒になります。残ったアとエですが,当然件数の多い方が並替えに時間がかかりますので,アが正解となります。
g 1000件の並替えが約1秒ということですから,
1000log103=1000×3log10=3000 が約1秒になります。
従って3000の何倍かで処理時間が算出できます。NlogNにN=100万件を代入すると,
1000000log1000000=1000000log106=1000000×6log10=6000000
3000で約1秒ですから,6000000/3000=約2,000秒かかります。
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問10
設問1 a:カ,b:ウ,c:コ,d:ア
a 検索対象となる項目が続くため,SELECT句になります。
b 検索対象の表名が続くため,FROM句になります。
c 検索条件が続くため,WHERE句になります。
d 部門コード,顧客コード,作業区分コードが一致する条件をつなぐため,AND句になります。
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設問2 ウ
表2,表3とも設計番号順に並んでいます。しかしデータベースでの各項目はその順で並んでいるとは限りません。従って,設計番号順(昇順)に整列する必要があります。
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設問3 e:ア,f:エ,g:ア,h:ア,i:エ,j:オ
異なる案件名称で,設計番号と作業時間が同じである行が存在しています。しかもフロッピーのデータでは重複していないということから,設計番号の登録で重複が生じたということになります。問題文では,重複する番号を識別する設定により,対処しています。
e 同じ設計番号に異なる案件名称が登録されているのですから,両者が格納された案件マスタ表になります。
f 設計番号の重複が生じています。
g 同じ設計番号で,異なる案件名称が登録されています。
h 原因となっているeの表に,対策を施す必要があります。
i 原因となっている列(項目)に,対策を施す必要があります。
j 識別するには,キーを設定します。この場合,一意に定まる(ユニークである)キーが適しています。
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設問4 k:オ,l:ア,m:ア,n:オ
図1と図2とを比べてみると,案件マスタ表が案件登録マスタ表に変わり,その中の設計番号が案件登録番号に変わっています。また,案件登録番号と設計番号と開始年月日からなる,設計番号マスタ表が追加されています。これから,案件名称は案件登録番号と対応させ,設計番号は案件登録番号と対応させています。つまり,案件名称と設計番号との間に案件登録番号をはさみ,それで重複に関する調整を図っています。
k 上記の解説を参照して下さい。
l 上記の解説を参照して下さい。
m 案件登録番号の登録は,案件登録マスタ表になります。
n (新しく)作られた表ですから,設計番号マスタ表です。
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設問5 ア
図2の変更で,案件名称は案件登録番号と対応し,設計番号は案件登録番号と対応するようになっています。そのため,その部分の修正が必要です。設問1の案件マスタ表と作業時間表との設計番号による結びつきは,案件登録マスタ表と設計番号マスタ表,及び設計番号マスタ表と作業時間表との結びつきに分割されます。前者の共通項目は案件登録番号であり,後者のそれは設計番号です。
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Last Updated Dec 04,1997
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