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初級シスアド 平成10年度試験 問題(午後問7)
問7 会議室の予約及び使用料の集計に関する次の記述を読んで,設問1〜3に答えよ。
A社は,複数のテナントが入居しているオフィスビルの管理会社である。このビルには,テナントが入居している部屋とは別に,A社が直接管理している部屋が幾つかある。それを会議室としてテナントに時間貸しすることにした。
(1) 時間貸しする会議室は,収容人数が異なるものが複数ある。各部屋ごとに,1時間当たりの使用料(時間使用料)が決められている。
(2) 会議室を使用できるのは,テナントだけである。
(3) 会議室を使用する場合は,予約が必要である。
(4) 会議室の使用可能時間は,午前8時から午後10時までである。
(5) 会議室に備付けの設備は,どの部屋も同じである。備付けの設備以外にも必要な機器があれば,使用料を払って借りることができ,各機器ごとに1回当たりの使用料が決められている。これらの機器は十分な数が用意されているので,会議室を予約するときに希望すれば,必ず使用できる。
(6) 毎月の月初めに前月分の会議室と貸出し機器の使用料を集計し,各テナントから徴収する料金を計算する。
データベースソフトを利用して,会議室の予約状況を管理し,予約受付及び使用料の集計を行うシステムを開発することになった。
会議室の予約に必要な項目は次のとおりである。
(1) テナントID
(2) 希望使用日
(3) 希望使用時間帯:希望開始時刻と希望終了時刻
(4) 使用者数
これらの情報を受け取ると,このシステムは,指定された時間帯に空いていて,十分な収容能力のある会議室を探し出し,その一覧をテナントに提示する。使用時間帯には入替えの時間も含んでいるので,一つの予約の終了時刻と次の予約の開始時刻とが一致していても問題はない。提示された一覧からテナントが一つを選ぶと,システムは選択された会議室について指定された内容で予約を受け付ける。このとき,貸出し機器の希望の有無を尋ね,希望があれば一緒に受け付ける。
月初めに前月分の集計が終了すると,テナントには図のような利用明細書とともに請求書が届けられる。
設問1 このシステムで使用するデータベースを設計し,次のようなスキーマを決定した。[ ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
会議室(会議室ID,会議室名,収容人員数,時間使用料)
テナント(テナントID,テナント名,担当者氏名,担当者連絡先)
貸出し機器(機器ID,機器名,使用料)
会議室予約(予約ID,[ a ],[ b ],[ c ],使用日,
開始時刻,終了時刻)
機器予約([ d ],[ e ])
解答群
ア 受付日 イ 会議室ID ウ 会議室名
エ 機器ID オ 機器名 カ 時間使用料
キ 使用料 ク テナントID ケ テナント名
コ 予約ID
設問1の正解例と解説へ
設問2 テナントから指定された希望内容を基に,該当する会議室の一覧を,収容人員数の少ない順に求めるSQL文を作成した。表“会議室予約”には予約済みの会議室についての情報しか入っていない。そこで,まず希望時間帯に既に予約が入っている会議室を求めてから,それ以外の会議室で十分な収容人数をもつものを求めるようにしている。[ ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
ここで,希望使用日,希望開始時刻,希望終了時刻及び使用者数は,テナントの希望内容を示す項目である。
SELECT 会議室ID,会議室名,収容人員数
FROM 会議室
WHERE 収容人員数 >= 使用者数
AND [ f ][ g ][ h ]
(SELECT [ f ]
FROM 会議室予約
WHERE 使用日 = 希望使用日
[ i ]希望開始時刻[ j ][ k ]
[ i ][ l ][ j ]希望終了時刻
)
[ m ][ n ]収容人員数
f,k,lに関する解答群 ア 会議室ID イ 開始時刻 ウ 機器ID
エ 希望開始時刻 オ 希望終了時刻 カ 終了時刻
キ テナントID ク 予約ID
g〜i,m,nに関する解答群
ア AND イ BY ウ EXISTS
エ GROUP オ HAVING カ IN
キ NOT ク OR ケ ORDER
コ SORT
jに関する解答群
ア < イ > ウ <= エ >=
設問2の正解例と解説へ
設問3 このシステムでは,予約の変更と取消しについては別途手立てがされているので,表“会議室予約”と表“機器予約”において,現在の日時よりも古い予約情報は,すべて利用実績と見なすことができる。
テナントごとの使用料金集計のために,別の表“使用料金”を作成し,そこに集計の中間結果を格納することにした。表“使用料金”のスキーマは,次のとおりである。
使用料金(予約ID,会議室使用料,機器使用料)
(1) 表“使用料金”に格納するデータを準備するために,予約1件ごとの会議室使用料を求めるのに必要なデータを抽出するSQL文と,機器使用料の合計を求めるSQL文を作成した。[ ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
【会議室使用料を求めるのに必要なデータを抽出するSQL文】
SELECT 予約ID,開始時刻,終了時刻,時間使用料
FROM 会議室予約,会議室
WHERE 会議室.会議室ID = 会議室予約.会議室ID
【機器使用料の合計を求めるSQL文】
SELECT 予約ID,SUM(使用料)
FROM 会議室予約,機器予約,貸出し機器
WHERE 会議室予約.予約ID = 機器予約.予約ID
AND 機器予約.機器ID = 貸出し機器.機器ID
[ o ] [ p ] 予約ID
o,pに関する解答群
ア AND イ BY ウ EXISTS
エ GROUP オ HAVING カ IN
キ NOT ク OR ケ ORDER
コ SORT
(2) テナント“JITEC商事”(テナントIDは“0421”)の,1998年9月分の利用明細書を作成するためのデータを出力するSQL文を作成した。[ ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
SELECT 使用日,受付日,会議室名,時間使用料,開始時刻,終了時刻,
会議室使用料,機器使用料,機器名,使用料,
会議室使用料+機器使用料
FROM 会議室,[ q ],[ r ],[ s ],[ t ]
WHERE 会議室予約.テナントID = '0421'
AND 会議室.会議室ID = 会議室予約.会議室ID
AND [ q ].予約ID = [ r ].予約ID
AND [ r ].機器ID = [ s ].機器ID
AND [ q ].予約ID = [ t ].予約ID
AND 使用日 [ u ] '1998-09-01' [ v ] '1998-09-30'
q〜tに関する解答群
ア 会議室 イ 会議室予約 ウ 貸出し機器
エ 機器予約 オ 使用料金 カ テナント
u,vに関する解答群
ア AND イ BETWEEN ウ BY
エ EXISTS オ GROUP カ HAVING
キ IN ク NOT ケ OR
コ UNION
設問3の正解例と解説へ
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