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初級シスアド 平成11年度秋期試験 問題(午後問6)


 
問6 表計算を利用した万年カレンダの作成に関する次の記述を読んで,設問1〜6に答えよ。
 
 Wさんは経理部に所属し,支払い小切手や手形の管理を担当しているので,銀行の休業日を知る必要がある。前年や翌年のカレンダまでめくらなければならず,面倒な思いをしている。
 そこで,決済伝票の記録に使っている表計算ソフトのワークシート上に,指定した年月の1か月分のカレンダを表示すれば,手間が省けると考えた。
 Wさんが用いたカレンダの計算アルゴリズムは,次のとおりである。
 
〔計算のアルゴリズム〕
(1)  うるう年の判定方法は,“年が4の倍数をうるう年とする。ただし,100の倍数で,400の倍数でない年はうるう年ではない。”としている。以下,うるう年ではない年を平年という。
(2)  起算日を西暦元年1月1日(月曜日)とし,起算日からの延べ日数を7で割り,余りである0〜6(以下,曜日コードという)を日曜日〜土曜日に対応させると曜日が求まる。
(3)  平年では,1年の日数が365日であることから,翌年の1月1日の曜日は一つ進む。
 
 このアルゴリズムを使って完成したワークシートは,図のようになった。
 

 
〔作成したワークシートの説明〕
(1)  セルB3,B4はそれぞれ指定年と指定月の入力域である。
(2)  セルB5は指定年がうるう年であれば1,平年であれば0である。
(3)  セルB7〜B18は毎月の日数である。セルB8を除き定数である。セルB8はセルB5の値を判定して設定している。
(4)  セルC7〜C18は指定月の前月までの各月の日数である。セルC19はセルC7〜C18の合計値で,指定年内の前月までの延べ日数である。
(5)  セルD7〜D18の指定月に対応するセルはその指定月の日数で,他のセルは0である。セルD19は指定月の最終日である。
(6)  セルB20は西暦元年1月1日から指定年月の1日までの延べ日数(前年までのうるう年は考慮していない)である。セルB21はセルB20の値にうるう年を考慮した延べ日数である。
(7)  セルB22は指定年月の1日の曜日コードである。
(8)  セルB23〜H23は,曜日コードである。セルI23〜AL23は曜日コードより大きな定数7を設定している。
(9)  セルB24〜AL25は,指定年月の完成したカレンダである。
 

 
設問1 指定された年がうるう年ならば1,平年であれば0となるような計算式を,セルB5に入力した。計算式の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。解答は重複して選んでもよい。
 
 IF(剰余([ a ],4)[ b ]0,0,
  IF(剰余([ c ],100)[ d ]0,1,
   IF(剰余([ e ],400)[ f ]0,1,0)))
 
a,c,eに関する解答群
ア B3     イ B6   ウ (B3−1)  エ (B3+1)
オ (B6−1)  カ (B6+1)
 
b,d,fに関する解答群
ア =   イ ≠   ウ >   エ <   オ ≦   カ ≧
 

設問1の正解例と解説へ
 
設問2 指定月の前月までの各月の日数を求める計算式をセルC7に入力し,セルC8〜C18に複写した。計算式の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 IF([ g ][ h ][ i ],[ j ],0)
 
g,i,jに関する解答群
ア A7     イ A8     ウ B4     エ B7
オ $B$4    カ (B7+B8)  キ (B7+C6)
hに関する解答群
ア =     イ ≠     ウ <     エ ≦
 

設問2の正解例と解説へ
 
設問3 延べ日数1を求める計算式をセルB20に入力した。計算式の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。解答は重複して選んでもよい。
 
 ([ k ])*365+[ l ]
 
k,lに関する解答群
ア B3−1      イ B3      ウ B3+1
エ C19−1      オ C19     カ C19+1
キ C19+D19−1   ク C19+D19   ケ C19+D19+1
 

設問3の正解例と解説へ
 
設問4 延べ日数2を求める計算式をセルB21に入力した。計算式の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。解答は重複して選んでもよい。
 
 B20[ m ]整数部([ n ]/4)
   [ o ]整数部([ n ]/100)
   [ p ]整数部([ n ]/400)
 
m,o,pに関する解答群
ア +     イ −     ウ *     エ /
nに関する解答群
ア B3     イ B20   ウ (B3+1)
エ (B3−1)  オ (B20−1)   カ (B20+1)
 

設問4の正解例と解説へ
 
設問5 指定月の1日の曜日を求める計算式をセルB22に入力した。計算式として正しいものを,解答群の中から選べ。
 
解答群
ア 剰余(B20,7)        イ 剰余(B21,7)
ウ 剰余((B21+C19+1),7)   エ 整数(B20/7)
オ 整数(B21/7)        カ 整数((B21+C19+1)/7)
 

設問5の正解例と解説へ
 
設問6 カレンダを表示する考え方に基づいた計算式を,セルB25に入力し,セルC25〜AL25に複写した。セルB25の計算式の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。解答は重複して選んでもよい。
 考え方は次のとおりである。
(1) 指定月の1日より前の日は空白文字(スペース)を表示する。
(2) 指定月の1日の曜日から日を表示する。
(3) 2日以降の日は前の日に1を加えた日とする。
(4) 日が指定月の日数より大きくなったら,空白文字(スペース)を表示する。
 
 IF($B$22[ q ][ r ],
  IF($B$22[ s ][ t ],1,''),
   IF([ u ]='','',
    IF($D$19[ v ][ w ],'',[ x ])))
 1,2行目は考え方の(1)と(2)の処理,3,4行目は考え方の(3)と(4)の処理を行っている。
 
r,t,u,w,xに関する解答群
ア A23     イ A25     ウ B23     エ B25
オ (A23+1)  カ (A25+1)  キ (B23+1)   ク (B25+1)
q,s,vに関する解答群
ア =   イ ≠   ウ <   エ ≦   オ >   カ ≧
 

設問6の正解例と解説へ
 
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