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初級シスアド 平成16年度秋期試験 問題(午後問7)


 
問7 新商品のマーケティング計画に関する次の記述を読んで,設問1〜3に答えよ。
 
 W社は,中華,洋食及びイタリアンのカテゴリに分けられた冷凍食品の製造販売を行っている。W社では,今年度の実績見込みを基に,来年度のマーケティング計画を作成した上で,新商品の投入を検討している。
 

 
設問1 今年度の実績見込みに関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 今年度の実績を見込むために,図1に示す今年度の実績見込みのワークシートを作成し,売上の合計に占める売上の比率(以下,売上構成比という),利益の合計に占める利益の比率(以下,利益構成比という)及び売上に対する利益の比率(以下,利益率という)を各商品について算出した。
 
図1 今年度の実績見込みのワークシート
 
図1では,売上構成比を求めるために,セルD2に計算式[  a  ]を入力して,セルD3〜D14に複写した。また,利益率を求めるために,セルG2に計算式[  b  ]を入力して,セルG3〜G14に複写した。
 なお,セルF14に表示される値は[  c  ],セルG14に表示される値は[  d  ]である。
 
〔今年度の実績見込みのまとめ〕
 売上構成比が最も大きいのは,商品別ではコロッケ,カテゴリ別では洋食である。利益構成比が最も大きいのは,商品別では[  e  ],カテゴリ別では中華である。また,利益率が最も大きいのは,商品別ではハルマキ,カテゴリ別では[  f  ]である。
 
a,bに関する解答群
ア C2/C14*100 イ C2/C$5*100 ウ C2/C$14*100
エ E2/C2*100 オ E2/C$2*100 カ E2/E14*100
キ E2/E$14*100    
 
c,dに関する解答群
ア 10.0   イ 11.4   ウ 13.4   エ 15.0   オ 45.0   カ 100.0
 
eに関する解答群
ア イカフライ イ エビフライ ウ ギョウザ エ グラタン
オ コロッケ カ シュウマイ キ トンカツ ク ハルマキ
ケ ピザ      
 
fに関する解答群
ア イタリアン   イ 中華   ウ 洋食
 

設問1の正解へ
 
設問2 来年度の新商品の目標売上に関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 W社では,今年度の実績見込みを基に,競合関係と市場の成長度を把握した上で,来年度のマーケティング計画を作成することにした。そのため,市場調査会社から表1に示す各カテゴリにおける今年度のW社の市場占有率と,来年度の市場成長率の予測値を入手した。ここで,市場占有率とは,当該カテゴリにおける市場規模に占めるW社の商品の売上の比率のことであり,市場成長率とは,当該カテゴリにおける対象年の市場規模をその前年の値と比べた伸び率のことである。
 
表1 各カテゴリにおける今年度のW社の市場占有率と,来年度の市場成長率の予測値
カテゴリ 市場占有率(%) 市場成長率(%)
中華 25.0 15.0
洋食 35.0 5.0
イタリアン 10.0 10.0
 
 その後,次のような来年度のマーケティング計画の方針と前提に基づいて,各カテゴリにおける来年度の市場規模の予測値を求めて,新商品の目標売上を算出することにした。
 
〔来年度のマーケティング計画の方針〕
 各カテゴリに新商品を投入することによって,各カテゴリの市場占有率をそれぞれ5%ずつ増加させる。例えば,30%の場合には,35%にする。
 
〔来年度のマーケティング計画の前提〕
 新商品を投入しない場合には,来年度の既存商品の売上が,各カテゴリの市場成長率に従って増加する。新商品を投入した場合には,既存商品が投入される新商品と競合するので,来年度の既存商品の市場占有率は,今年度に比べて減少率10%で減少する。例えば,30%の場合には,27%になる。
 
〔新商品の目標売上の算出〕
 各カテゴリに次の算出式を適用して,新商品の目標売上を求めることにした。
(1)  今年度の市場規模=今年度の売上[  g  ](今年度の市場占有率÷100)
(2)  来年度の市場規模=今年度の市場規模×(1+市場成長率÷100)
(3)  来年度の市場占有率=今年度の市場占有率[  h  ]5
(4)  来年度の目標売上=[  i  ]×(来年度の市場占有率÷100)
(5)  来年度の既存商品の売上=今年度の売上×(1+市場成長率÷100)×([  j  ]÷100)
(6)  来年度の新商品の目標売上=来年度の目標売上−来年度の既存商品の売上
 
 図2に,各カテゴリの市場規模の予測と新商品の目標売上を算出するためのワークシートを示す。
 
図2 各カテゴリの市場規模の予測と新商品の目標売上を算出するためのワークシート
 
g,hに関する解答群
ア +   イ −   ウ ×   エ ÷
 
iに関する解答群
ア 今年度の売上 イ 今年度の市場規模
ウ 今年度の市場占有率 エ 市場成長率
オ 来年度の既存商品の売上 カ 来年度の市場規模
 
jに関する解答群
ア −10   イ 5   ウ 9   エ 10   オ 21
カ 27    キ 90
 

設問2の正解へ
 
設問3 新商品の投資に対する採算の評価に関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 W社では,図2で算出された各カテゴリの目標売上を達成するために,各カテゴリに1品ずつ,スブタ,クシカツ及びドリアの3品を新商品として来年度に投入することにした。各新商品の初期投資額を試算した結果,表2のとおりになった。
 
表2 来年度に投入する新商品の初期投資額
カテゴリ 商品 初期投資額(百万円)
中華 スブタ 250.0
洋食 クシカツ 200.0
イタリアン ドリア 350.0
 
〔新商品の投資に対する採算の評価における前提〕
(1)  新商品の来年度の目標売上は,図2で算出された値を適用する。
(2)  新商品が投入されることによって,来年度の既存商品の市場占有率は,今年度に比べて減少率10%で減少する。しかし,2年目以降は,来年度と同じ値が維持される。
(3)  来年度以降の各カテゴリの市場成長率及び利益率は,表3に示した値になる。
 
表3 来年度以降の各カテゴリの市場成長率及び利益率
カテゴリ 市場成長率(%) 利益率(%)
中華 15.0 15.0
洋食 5.0 10.0
イタリアン 10.0 20.0
 
 上記(1)〜(3)の前提を考慮した上で,各カテゴリに投入する新商品の投資に対する採算を評価するために,図3に示すワークシートを作成した。
 
図3 新商品の投資に対する採算を評価するためのワークシート
 
〔図3に関する説明〕
(1)  セルC8〜G8に,カテゴリが中華である新商品の各年度の利益を求める計算式を入力した。
(2)  既存商品の利益変動分は,新商品を投入した場合の既存商品の利益から,新商品を投入しない場合の既存商品の利益を引くことで求められる。セルC9に,来年度におけるカテゴリが中華である既存商品の利益変動分を求めるための計算式[  k  ]を入力した。セルD9に,2年目におけるカテゴリが中華である既存商品の利益変動分を求める計算式[  l  ]を入力して,セルE9〜G9に複写した。
(3)  セルC10〜G10に,カテゴリが中華である利益計として,新商品の利益と既存商品の利益変動分の合計を求める計算式を入力した。
(4)  カテゴリが中華である投資に対する採算の評価を行うために,セルC11〜G11に,利益の累計と初期投資額の差を求める計算式を入力した。同様に,カテゴリが洋食及びイタリアンについても投資の採算を求めるために,各セルに,利益の累計と初期投資額の差を求める計算式を入力した。
 
〔新商品の投資に対する採算の評価〕
 最も早く投資額が回収できる新商品は,[  m  ]であり,その時期は,[  n  ]である。
 
kに関する解答群
 E3*F3/100*(1+G3/100)*H3/100
 E3*F3/100*G3/100*H3/100
 E3*F3/100*H3/100
 F3/100*(1+G3/100)*H3/100
 −E3*F3/100*(1+G3/100)*H3/100
 −E3*F3/100*G3/100*H3/100
 −E3*F3/100*H3/100
 −F3/100*G3/100*H3/100
 
lに関する解答群
ア C9*(1+G3/100) イ C9*(1+$G3/100)
ウ C9*(1+$G3/100)*$F3/100 エ C9*(1+$G3/100)*$H3/100
オ C9*G3/100 カ C9*$G3/100
キ −C9*(1+$G3/100) ク −C9*$G3/100*$H3/100
 
mに関する解答群
ア クシカツ    イ スブタ    ウ ドリア
 
nに関する解答群
ア 2年目   イ 3年目   ウ 4年目   エ 5年目   オ 来年度
 

設問3の正解へ
 
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