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初級シスアド 平成18年度秋期試験 問題(午後問2)


 
問2 ネットワークの運用管理に関する次の記述を読んで,設問1〜3に答えよ。
 
 W社のX営業所は,営業課と経理課からなる。図1に,X営業所のネットワーク(以下,所内ネットワークという)の構成を示す。
 
図1 所内ネットワークの構成
 
 所内ネットワークは,2台のルータと,X営業所の内部向けの三つのネットワークセグメントから構成されている。また,1台のブロードバンドルータによって,インターネットと接続されている。
 営業課セグメントには20台のPCと1台の業務サーバが,経理課セグメントには10台のPCと1台の業務サーバが接続されている。すべてのPC,業務サーバ及びルータには,図1に示すようにIPアドレスが割り当てられている。
 

 
設問1 所内ネットワークの構成に関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 所内ネットワークで使用しているIPアドレスは,クラスCのプライベートアドレスである。サブネットワークは,内部向けのセグメントの構成と1対1に対応するように割り当てられ サブネットマスクは,255.255.255.224に設定されている。
 所内ネットワークでは,192.168.10.0と192.168.10.224の二つのサブネットワーク,及び既に使用されているサブネットワークを除くと,サブネットワークを最大[  a  ]個まで追加することができる。また,各サブネットワーク内のホスト部のビットがすべて1又はすべて0のIPアドレスは,特別な意味をもち,使用できないことを考慮すると,既に使用されているIPアドレスを除いた場合には,営業課サブネットワークでは[  b  ]台,経理課サブネットワークでは[  c  ]台,PCなどを接続することができる。
 
解答群
ア 1 イ 3 ウ 8 エ 9
オ 18 カ 19 キ 30 ク 32
ケ 254 コ 256    
 

設問1の正解へ
 
設問2 経路制御に関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 所内ネットワークでは,最小の転送数で通信できるように,3台のルータそれぞれに適切な経路情報が設定されている。PC10に設定されている経路情報を図2に,ルータ1に設定されている経絡情報を図3に,それぞれ示す。図中では,“(ネットワークアドレス,サブネットマスク)”という表記によって,サブネットワークを表している。次転送先アドレスとは,次に転送するべきあて先ホストのIPアドレスである。
 
図2 PC10に設定されている経路情報
番号 あて先ネットワーク 次転送先アドレス
1 (192.168.10.64,255.255.255.224) (あて先ホストに直接送信する)
2 デフォルトゲートウェイ 192.168.10.65
 
図3 ルータ1に設定されている経路情報
番号 あて先ネットワーク 次転送先アドレス
1 (192.168.10.32,255.255.255.224) (あて先ホストに直接送信する)
2 (192.168.10.64,255.255.255.224) (あて先ホストに直接送信する)
3 (192.168.10.96,255.255.255.224) 192.168.10.35
4 デフォルトゲートウェイ 192.168.10.33
 
 PC10からPC20にデータ通信を行う場合について考える。PC10において,図2の経路情報を番号順に参照すると,PC20が所属するサブネットワークは,(192.168.10.64,255.255.255.224)と一致することが分かる。したがって,IPパケットは,[  d  ]。
 同様に,PC10からPC30にデータ通信を行う場合について考える。PC10において,図2の経路情報を番号順に参照すると,PC30が所属するサブネットワークは,登録されていないことが分かる。この場合には,デフォルトゲートウェイの欄の次転送先アドレスが選択され,IPパケットは[  e  ]。次に,ルータ1において図3の経路情報を番号順に参照すると,PC30が所属するサブネットワークは,(192.168.10.96,255.255.255.224)と一致することが分かる。したがって,IPパケットは,[  f  ]。さらに,転送先において,PC30に直接送信できるようになるまで,経路情報を用いた転送処理が繰り返される。
 
解答群
ア PC10に直接送信される イ PC20に直接送信される
ウ PC30に直接送信される エ エラーとして返送される
オ 廃棄される カ ブロードバンドルータに転送される
キ ルータ1に転送される ク ルータ2に転送される
 

設問2の正解へ
 
設問3 ネットワークの障害の切分けに関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 ネットワークの障害の発生時には,ネットワークの構成や通信経路を調べることで,障害箇所を絞り込むことができる。
 例えば,PC10,PC20及びPC30がお互いにデータ通信を正常に行うことができなくなったとする。PC10,PC20及びPC30はそれぞれ正常に稼働しており,障害箇所が1か所だけと仮定すると,通信経路の観点から考えられる障害箇所は[  g  ]である。
 一方,PC20とPC30ではデータ通信を正常に行うことができるが,PC10とPC20,PC10とPC30ではデータ通信を正常に行うことができなくなったとする。PC10,PC20及びPC30はそれぞれ正常に稼働しており,障害箇所が1か所だけと仮定すると,通信経路の観点から考えられる障害箇所は[  h  ]又は[  i  ]である。
 
解答群
 スイッチングハブ1の機器全体の故障
 スイッチングハブ1とスイッチングハブ2間の接続ケーブルの故障
 スイッチングハブ1とスイッチングハブ3間の接続ケーブルの故障
 スイッチングハブ1とルータ1間の接続ケーブルの故障
 スイッチングハブ2の機器全体の故障
 スイッチングハブ3の機器全体の故障
 スイッチングハブ4の機器全体の故障
 スイッチングハブ4とルータ2間の接続ケーブルの故障
 ルータ1の機器全体の故障
 ルータ2の機器全体の故障
 

設問3の正解へ
 
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