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初級シスアド 平成18年度秋期試験 問題(午後問4)
問4 データベースの利用に関する次の記述を読んで,設問1〜3に答えよ。
R研究所では,四半期に1回,主任研究職の所員に対して,研究上の工夫や成果などをまとめたレポート(以下,レポートという)の提出を義務付けている。また,提出されたレポートの中で,新規性や進歩性の点で優れているものについては,所員に研究論文としてまとめさせ,外部に発表している。研究論文に採択されたレポートに関する情報は,部門ごとに集約され,各部門長に通知される。
このたび,R研究所の企画課では,レポートの管理を効率よく行うために,新たにレポート管理システムを開発して,2006年度第2四半期から稼働させた。図に,レポート管理システムのデータベース構造を示す。
部門表
所員表
部門番号 部門名称 部門長所員番号
レポート表
所員番号 所員氏名 職位 部門番号 電子メールアドレス
注 下線は,主キーを表す。
所員番号 期区分 提出年月日 保管場所URL 論文フラグ
図 レポート管理システムのデータベース構造
ここで,所員表の職位には,所員の人事上の職位が登録される。例えば,部門長は“A1”が,主任研究職の所員は“B1”が登録される。所員表の部門番号には,所員が所属している部門の部門番号が登録され,所員が部門を異動したときには,異動先の部門の部門番号に更新される。
レポート表の期区分には,提出されたレポートの年度と期が登録される。例えば,2006年度第1四半期は“20061”が,2006年度第2四半期は“20062”が登録される。レポート表の論文フラグには,研究論文に採択されたレポートについては1が,その他のレポートについては0が登録される。
なお,研究論文については,別のシステムで管理している。
設問1 企画課では,2006年度第2四半期のレポートの提出期限が近づいてきたので,レポートの未提出者一覧を作成して,提出確認用の電子メールを送付することにした。レポートの未提出者一覧を出力する次のSQL文中の[ ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
SELECT 部門名称,所員番号,所員氏名,電子メールアドレス
FROM 所員表,部門表
WHERE [ a ]
AND 職位 = 'B1'
AND [ b ]([ c ])
aに関する解答群
ア 所員番号 = 部門長所員番号 イ 所員表.所員番号 = 部門表.部門長所員番号 ウ 所員表.部門番号 = 部門表.部門番号 エ 部門番号 = 部門番号
bに関する解答群
ア EXISTS イ NOT EXISTS ウ 所員番号 = エ 所員番号 <> オ 所員番号 IN カ 所員番号 NOT IN
cに関する解答群
ア SELECT *
FROM 所員表
WHERE 職位 = 'B1'
イ SELECT *
FROM 所員表,レポート表
WHERE 所員表.所員番号 = レポート表.所員番号
AND 職位 = 'B1'
AND 期区分 = '20062'
ウ SELECT *
FROM レポート表
WHERE 期区分 = '20062'
エ SELECT 所員番号
FROM 所員表
WHERE 職位 = 'B1'
オ SELECT 所員番号
FROM レポート表
WHERE 期区分 = '20062'
設問1の正解へ
設問2 部門ごとのレポートの採択状況の集計に関する次の記述中の[ ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
企画課では,2006年度第2四半期に提出されたレポートについて,研究論文に採択されたレポート数(以下,採択数という)と,提出されたレポート数に対する採択数の比率(以下,採択率という)を部門ごとに求め,各部門長に電子メールで送付することにした。そのために,部門ごとに,部門番号,部門名称,部門長の氏名,部門長の電子メールアドレス,採択数及び採択率を出力する次のSQL文を作成した。ここで,どの部門でも,レポートは一つ以上提出されているものとする。
SELECT 部門表.部門番号,部門名称,[ d ].所員氏名,
[ d ].電子メールアドレス,[ e ] AS 採択数,
[ f ] AS 採択率
FROM 部門表,レポート表,所員表 X,所員表 Y
WHERE 部門表.部門番号 = X.部門番号
AND レポート表.所員番号 = [ g ].所員番号
AND 部門長所員番号 = Y.所員番号
AND 期区分 = '20062'
GROUP BY 部門表.部門番号,部門名称,[ d ].所員氏名,
[ d ].電子メールアドレス
d,gに関する解答群
ア X イ Y ウ 所員表
e,fに関する解答群
ア AVG(*) イ AVG(論文フラグ) ウ COUNT(*) エ COUNT(所員番号) オ COUNT(論文フラグ) カ MAX(所員番号) キ MAX(論文フラグ) ク SUM(*) ケ SUM(論文フラグ)
設問2の正解へ
設問3 現在のデータベース構造では,所員が部門を異動すると,過去の部門ごとの採択数や採択率を正しく把握できないことがある。過去の部門ごとの採択数や採択率を正しく把握するための適切な対応を,解答群の中から選べ。ただし,組織体制に変更があった場合でも,部門番号は再利用しないものとする。
解答群
ア 所員表に異動日付を追加して,現在の部門への異動日付を登録する。 イ 所員表にレポート数を追加して,研究論文として採択されたレポート数を登録する。 ウ 部門表に所属人数を追加して,部門に所属する主任研究職の人数を登録する。 エ 部門表に所属人数を追加して,部門に所属する所員の人数を登録する。 オ レポート表に職位を追加して,レポートを提出した時点の所員の職位を登録する。 カ レポート表に部門番号を追加して,レポートを提出した時点の所員の所属していた部門番号を登録する。
設問3の正解へ
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