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初級シスアド 平成18年度秋期試験 問題(午後問5)


 
問5 売上分析に関する次の記述を読んで,設問1〜4に答えよ。
 
 A社は化粧品の販売会社で,P,Qの二つのブランドを取り扱っている。A社では,営業地域を地域1,2の二つに分けている。また,スーパーとドラッグストアの二つの販路をもっている。春夏物,秋冬物ごとに,前年の売上実績から売上見込みを立て,それを基にシーズン初めに仕入れを行っている。売上見込み金額には,前年の売上実績を10万円の位で四捨五入した値を使用する。
 2006年の春夏物商戦が終了したのを受けて,営業部員のC君が売上報告を作成することになった。C君は,過去2年間のデータを加えて3年間の売上を比較できるように,表1に示す地域別売上実績と表2に示す販路別売上実績を,ブランドごとの売上の推移が分かるように作成した。さらに,売上の詳細を調べるために,表3に示す地域別販路別ブランド別の売上見込みと売上実績の一覧を作成した。
 
表1 地域別売上実績,表2 販路別売上実績
 
表3 地域別販路別ブランド別の売上見込みと売上実績
 

 
設問1 表3に関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 表3は,表1,2と同じ売上明細データから作成したクロス集計表で,売上の傾向や原因の分析に役立つ。
 表1,2から,x1は[  a  ],y1は[  b  ],z1は[  c  ]を表している。
 
解答群
ア Pブランド イ Qブランド ウ スーパー
エ ドラッグストア オ 地域1 カ 地域2
 

設問1の正解へ
 
設問2 3年間の売上の推移に関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 A社全体の3年間の売上を比較すると,2006年の売上は,[  d  ]。
 表1から,地域1は2年連続で売上を伸ばしているが,地域2は逆に売上が落ちていることが分かる。また,表2から,スーパーは2年連続で売上を伸ばしているが,ドラッグストアは逆に売上が落ちていることが分かる。
 ブランド別の3年間の売上の変化を見た場合,Pブランドは毎年売上が伸びており,Qブランドは毎年売上が落ちている。ただし,表2を詳しく見ると,[  e  ]は,いずれとも異なる。この詳細を,更に表3で地域の要素を加味してみると,[  f  ]での売上が[  e  ]と同様の変化を示していることが分かる。
 地域別販路別の両ブランドの売上を比較すると,2年前はQブランドの売上の方が多かった[  g  ]では,[  h  ]から,Pブランドの売上の方が多くなっていることが分かる。
 
dに関する解答群
 2004年より多いが,2005年より少ない
 2005年より多いが,2004年より少ない
 3年間で最も多い
 3年間で最も少ない
 
eに関する解答群
ア スーパーのPブランド イ スーパーのQブランド
ウ ドラッグストアのPブランド エ ドラッグストアのQブランド
 
fに関する解答群
ア 地域1     イ 地域2
 
gに関する解答群
ア 地域1のスーパー イ 地域1のドラッグストア
ウ 地域2のスーパー エ 地域2のドラッグストア
 
hに関する解答群
ア 2005年     イ 2006年
 

設問2の正解へ
 
設問3 売上見込みと売上実績の関係に関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 売上実績が売上見込みを下回ると,売れ残った商品がスーパーやドラッグストアから返品され,不良在庫になってしまう。したがって,売上見込みの精度向上が,効率の良い仕入れや売上利益率の向上につながる。
 地域別販路別ブランド別の売上見込みの精度を,売上実績との偏差で評価する。このとき,売上全体の売上見込みの精度は,[  i  ]を用いて評価することができる。地域別販路別ブランド別の[  i  ]を計算すると,単なる差の合計に比べ,[  j  ]。
 
iに関する解答群
 ((売上実績)−(売上見込み))の絶対値の和
 ((売上実績)の平均)−((売上見込み)の平均)
 ((売上実績)の和)−((売上見込み)の和)
 
jに関する解答群
 異常数の影響を最小限に抑えることができる
 プラスとマイナスの数値が相殺し合うのを防ぐことができる
 平均値からの散らばりを見ることができる
 

設問3の正解へ
 
設問4 売上見込みの精度向上に関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 売上見込みを立てる方法として,前年の売上実績を基にした現行の方法よりも精度が高いと思われる方法を試すことにした。ここ数年,ブランドごとの地域別販路別の売上実績の推移が,一定の傾向を示していることに注目し,次の〔新しい方法による売上見込みの算出〕の(1)〜(3)の手順で行うことにした。
 
〔新しい方法による売上見込みの算出〕
(1)  前年の売上実績から前々年の売上実績を差し引く。
(2)  前年の売上実績に,(1)で求めた差を加える。
(3)  (2)で求めた値の100万円未満を切り捨てる。
 
 新しい方法で算出した2006年の売上見込みと売上実績の偏差と,現行の方法で 立てた売上見込みと売上実績の偏差とを比較できるように,表4を作成した。
 
表4 新しい方法による偏差と現行の方法による偏差との比較
 
 表4から,新しい方法による売上見込みの算出方法は,[  m  ]。
 
k,lに関する解答群
ア 15,000 イ 21,000 ウ 22,000 エ 24,000 オ 25,000
カ 31,000 キ 32,000 ク 36,000 ケ 37,000 コ 38,000
 
mに関する解答群
 地域別販路別ブランド別で見た場合には精度が劣っているものもあるが,現行の方法に比べて精度が向上しているといえる
 地域別販路別ブランド別の売上見込みでは,半数しか精度が向上していないが,売上見込みと売上実績の偏差が現行の偏差の倍以上になっているものがないので,有効な方法といえる
 地域別販路別ブランド別の売上見込みと売上実績の偏差の和が,現行の方法よりも大きいので,精度が向上しているとはいえない
 ブランドごとの合計では精度が向上しているが,地域別ブランド別で見ると,常に売上見込みが売上実績よりも少ないので,有効な方法とはいえない
 両ブランドとも精度が向上しているので,地域別販路別ブランド別の精度も向上しているといえる
 

設問4の正解へ
 
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