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初級シスアド 平成19年度春期試験 問題(午後問3)


 
問3 データベースの利用に関する次の記述を読んで,設問1〜3に答えよ。
 
 清涼飲料を販売しているS社では,定番商品のほかに,季節限定商品や地域限定商品など,様々な商品を市場に投入して,売上の拡大を図っている。
 S社では,お茶やコーヒーのような清涼飲料の種類を商品種別と呼んでおり,各商品種別で複数のブランドを販売している。一つのブランドには,一つ以上の商品が含まれる。ここ数年間,販売している商品種別に変化はないが,新ブランドを発売したり,売行きの悪いブランドの販売を終了したりしているので,商品の品揃えは毎年変化している。
 S社の営業企画課のR君は,課内の会議で2006年の売上実績を分析するために,次の二つの資料を作成するよう指示を受けた。
 
資料〔1〕  2005年と2006年の商品種別ごとの売上実績
資料〔2〕  商品種別ごとに,2006年の売上目標の達成率(以下,達成率という)が100%に満たなかった支社を,達成率の低いものから順に並べた資料
 
 R君は,資料〔1〕,〔2〕を作成するために,売上管理システムのデータベースを利用することにした。図1に,売上管理システムのデータベース構造を示す。
 
商品種別表
商品種別番号 商品種別名称
 
ブランド表
ブランド番号 ブランド名称 商品種別番号
 
商品表
商品番号 商品名称 ブランド番号
 
支社表
支社番号 支社名称
 
売上管理表
商品番号 支社番号 売上年 売上月 売上目標 売上実績
 
注 下線は,主キーを表す。
図1 売上管理システムのデータベース構造
 
 売上管理表には,過去5年間の商品別,支社別,月別の売上目標金額と売上実績金額が登録されている。
 

 
設問1 資料〔1〕を作成するためのSQL文に関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 R君は,資料〔1〕を作成するために,次のSQL文を作成したが,期待した結果が得られなかった。
 
SELECT 商品種別表.商品種別番号,商品種別名称,
  SUM(X.売上実績),SUM(Y.売上実績)
 FROM 商品表,ブランド表,商品種別表,売上管理表 X,売上管理表 Y
 WHERE X.商品番号 = 商品表.商品番号
  AND 商品表.ブランド番号 = ブランド表.ブランド番号
  AND ブランド表.商品種別番号 = 商品種別表.商品種別番号
  AND X.商品番号 = Y.商品番号
  AND X.支社番号 = Y.支社番号
  AND X.売上年 = '2005'
  AND Y.売上年 = '2006'
  AND X.売上月 = Y.売上月
 GROUP BY 商品種別表.商品種別番号,商品種別名称
 
 検証したところ,作成したSQL文では,[  a  ]ことが判明した。そこで,正しい結果を得るために,[  b  ]を出力するSQL文と,[  c  ]を出力するSQL文を作成して,二つのSQL文の出力結果の表を結合することにした。
 
aに関する解答群
 2005年で販売を終了した商品や,2006年に発売した新商品の売上実績が反映されない
 一部の支社限定で販売している商品や,特定の月に限定して販売している商品の売上実績が反映されない
 売上実績が12倍になってしまう
 二つ以上のブランドが属する商品種別は,売上実績が2倍になってしまう
 
bに関する解答群
 2005年に売上実績のなかった商品の一覧
 2005年に売上実績のなかったブランドの一覧
 支社,売上年,売上月ごとの売上実績
 商品種別ごとの2005年の売上実績
 ブランドごとの2005年の売上実績
 
cに関する解答群
 売上年ごとの売上実績
 商品,支社,売上年,売上月ごとの売上実績
 商品種別,ブランドの組合せの一覧
 商品種別ごとの2006年の売上実績
 ブランドごとの2006年の売上実績
 

設問1の正解と解説へ
 
設問2 資料〔2〕を作成するための次のSQL文中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
SELECT 商品種別表.商品種別番号,商品種別名称,支社表.支社番号,
  支社名称,[  d  ] AS 達成率
 FROM 商品表,ブランド表,商品種別表,支社表,売上管理表
 WHERE 売上管理表.商品番号 = 商品表.商品番号
  AND 商品表.ブランド番号 = ブランド表.ブランド番号
 AND ブランド表.商品種別番号 = 商品種別表.商品種別番号
  AND 売上管理表.支社番号 = 支社表.支社番号
  AND 売上管理表.売上年 = '2006'
 GROUP BY [  e  ]
 HAVING [  f  ]
 ORDER BY [  g  ]
 
dに関する解答群
ア SUM(売上実績/売上目標) イ SUM(売上実績)/SUM(売上目標)
ウ SUM(売上目標/売上実績) エ SUM(売上目標)/SUM(売上実績)
 
eに関する解答群
 商品種別表.商品種別番号,支社表.支社番号
 商品種別表.商品種別番号,商品種別名称,支社表.支社番号,支社名称
 達成率
 
fに関する解答群
 SUM(売上目標) < SUM(売上実績)
 SUM(売上目標) = SUM(売上実績)
 SUM(売上目標) > SUM(売上実績)
 
gに関する解答群
 商品種別表.商品種別番号,達成率
 商品種別表.商品種別番号,達成率 DESC
 達成率
 達成率 DESC
 

設問2の正解と解説へ
 
設問3 R君は,主力の商品種別の達成率が100%に満たなかった支社について,その商品種別に属するブランドごとの売上を詳細に調査することになった。
 そこで,該当するT支社のUブランドについて,2006年の売上実績,前年同月比及び達成率を図2のようにグラフ化した。図2に関する次の記述のうち,適切でないものを解答群の中から選べ。
 
図2 T支社∪ブランドの2006年の売上実績,前年同月比及び達成率
 
解答群
 2006年の売上実績が,売上目標と前年の売上実績の両方を上回っていたのは,3月,5月及び9月だけであった。
 売上実績の最も大きい月は,2005年は7月であったが,2006年は8月であった。
 すべての月において,前年の売上実績を上回る売上目標を設定していたが,売上目標を達成した月より,達成できない月の方が多かった。
 前年同月と比較して売上実績の減少幅が最も大きい月は,8月であった。
 

設問3の正解と解説へ
 
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