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初級シスアド 平成19年度秋期試験 問題(午後問3)


 
問3 在庫管理に関する次の記述を読んで,設問1,2に答えよ。
 
 加工食品を製造,販売しているP社の工場では,手書きの台帳を用いて在庫管理を行っている。P社では,近いうちに取り扱う製品の種類を大幅に増やす予定であり,在庫管理業務の負荷増大が懸念されている。そこで,手書きの台帳をデータベース化して,在庫管理業務の効率化を図ることにした。
 P社の工場における製造から出荷までの作業プロセスと在庫管理の手順は,次のとおりである。
 
〔製造から出荷までの作業プロセス〕
(1)  製造した製品は,検査後に出荷する。製品は,検査が完了するまで検査中在庫として管理する。製品によっては,検査に数日かかるものもある。
(2)  検査が完了すると,製品を良品又は不良品と判定して,良品を良品在庫に,不良品を不良品在庫に移す。製品を良品と判定することを良品判定,不良品と判定することを不良品判定という。
(3)  良品が破損して出荷できない状態になると,良品在庫から不良品在庫に移す。これを破損除去という。
(4)  不良品在庫は定期的に廃棄する。
(5)  良品在庫から製品を出荷する。
 
〔在庫管理の手順〕
手順〔1〕  1日のすべての作業が終わった時点で,当日の製造数,良品判定数,不良品判定数,破損除去数,廃棄数及び出荷数を確認する。
手順〔2〕  手順〔1〕で確認した各作業の数量と前日の在庫数を基に,当日の理論上の検査中在庫数,良品在庫数及び不良品在庫数を計算する。
手順〔3〕  実際の検査中在庫数,良品在庫数及び不良品在庫数を現物確認する。
手順〔4〕  検査中在庫,良品在庫及び不良品在庫のそれぞれにおいて,手順〔2〕で計算した理論上の在庫数(以下,理論在庫数という)と,手順〔3〕で確認した現物の在庫数(以下,現物在庫数という)を突き合わせて,一致しないものを探し出す。
手順〔5〕  理論在庫数と現物在庫数が一致しないものについて,その原因を調査し,究明する。
 
 工場では,手順〔1〕の後に製造数や出荷数などの数量を,手順〔2〕の後に各在庫の理論在庫数を手書きの台帳に記入している。また,理論在庫数と現物在庫数が一致しない場合には,手順〔5〕の調査結果を基に台帳を修正し,その日のうちに両者を一致させている。
 

 
設問1 在庫管理業務に関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 製造から出荷までの各作業によって,検査中在庫数,良品在庫数及び不良品在庫数がどのように変動するかを,表のように整理することができる。
 
表 各作業による在庫数の変動
 
 表の1行目は,製品を製造すると検査中在庫数が増加するが,良品在庫数と不良品在庫数は変動しないことを表している。表の2行目は,製品を良品判定すると検査中在庫数が減少し,良品在庫数が増加するが,不良品在庫数は変動しないことを表している。表の3〜6行目も同様に各在庫数の変動を表している。
 工場では,手書きの台帳を用いて理論在庫数を計算している。図1は,9月12日の手順〔1〕が完了した時点の台帳である。  
図1 9月12日の手順〔1〕が完了した時点の台帳
 
 図1から,手順〔2〕の9月12日における理論在庫数を計算すると,検査中在庫数は480,良品在庫数は[  c  ],不良品在庫数は[  d  ]になる。
 
a,bに関する解答群
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
c,dに関する解答群
ア 15 イ 35 ウ 225 エ 235
オ 425 カ 445 キ 495 ク 565
 

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設問2 在庫管理業務の効率化に関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 図2は,工場で作成した在庫管理データベースの構造である。
 
図2 在庫管理データベースの構造
 
 在庫管理表には,製造数,良品判定数,不良品判定数,破損除去数,廃棄数及び出荷数と,現物確認した検査中在庫数,良品在庫数及び不良品在庫数が登録される。
 工場では,計算した理論在庫数と現物在庫数との突合せを行うSQL文を作成し,理論在庫数と現物在庫数が一致しない製品の一覧を出力することにした。
 9月12日のデータを在庫管理表に登録した時点で,9月12日における検査中在庫の理論在庫数と現物在庫数が一致しない製品の一覧を出力するSQL文は,次のとおりである。
 
SELECT 製品表.製品番号,製品名称,[ e ] AS 理論在庫数,
   Y.検査中在庫数 AS 現物在庫数
 FROM 製品表,在庫管理表 X,在庫管理表 Y
 WHERE 製品表.製品番号 = X.製品番号
  AND 製品表.製品番号 = Y.製品番号
  AND X.年月日 = "[ f ]"
  AND Y.年月日 = "[ g ]"
  AND [ e ] <> Y.検査中在庫数
 
 工場では,良品在庫及び不良品在庫の突合せを行うSQL文も同様に作成した。これらによって,在庫管理の手順の[  h  ]と[  i  ]が自動化され,在庫管理業務が効率化された。
 
eに関する解答群
 X.検査中在庫数−Y.製造数+Y.良品判定数+Y.不良品判定数
 X.検査中在庫数+Y.製造数−Y.良品判定数−Y.不良品判定数
 Y.検査中在庫数−X.製造数+X.良品判定数+X.不良品判定数
 Y.検査中在庫数+X.製造数−X.良品判定数−X.不良品判定数
 
f,gに関する解答群
ア 2007-09-11   イ 2007-09-12   ウ 2007-09-13
 
h,iに関する解答群
ア 〔1〕  イ 〔2〕  ウ 〔3〕  エ 〔4〕   オ 〔5〕
 

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