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初級シスアド 平成20年度春期試験 問題(午後問1)


 
問1 業務目標の設定及び承認の手続のシステム化に関する次の記述を読んで,設問1,2に答えよ。
 
 F社では,全社員が半期ごとに各自の業務目標を設定(以下,目標設定という)し,上司の承認を得ることになっている。このたび人事部では,目標設定及び承認の手続をシステム化することにした。目標設定及び承認の手続に関する人事部の要件は,次のとおりである。
 
〔目標設定及び承認の手続に関する人事部の要件〕
 目標は,1人当たり8個まで設定することができる。それぞれの目標について,3段階の難易度と全体に占める割合を数値で表し,各目標の割合の合計が100%になるように設定しなければならない。
 社員は,目標設定後に直属の上司(以下,第一承認者という)に承認を申請する。第一承認者,及び第一承認者の直属の上司(以下,第二承認者という)の承認が得られると,目標設定は完了する。各承認者は,申請された目標設定に変更が必要と判断した場合,申請した社員(以下,申請者という)に対して変更を指示する。それぞれの承認者は,表1に示すF社の組織階層の役職者とする。
 
表1 F社の組織階層及び役職
組織階層 役職
会社 社長
本部 本部長
部長
課長
 
 各組織階層は一つ上の組織階層に属している。各組織階層の役職者は1名で,役職に就いていない社員は一般社員と呼ばれる。この要件に従って申請を行うのは,部長,課長及び一般社員とする。
 F社では,承認手続を伴う社内業務を効率よく行うために,承認手続機能をもつソフトウェアパッケージ(以下,承認ソフトという)を導入している。人事部ではこの承認ソフトを利用し,目標設定及び承認の手続をシステム化することにした。承認ソフトを利用したシステム化の手順は,次のとおりである。
(1)  承認が必要な申請情報を入力する申請画面の作成
(2)  申請情報を回覧する承認経路の設定
(3)  申請情報の一覧参照を行うビューの設定
 承認ソフトの機能を表2に示す。
 
表2 承認ソフトの機能
機能名 機能概要
フォームエディタ 入力部品(テキストボックス,数値ボックス,ドロップダウンリスト,ラジオボタン,チェックボックス)を利用して,申請画面を作成する。
 項目単独の入力チェックは設定できるが,項目間のチェック,計算はプログラム開発が必要となる。
データ管理 申請画面から入力された申請情報を保存する。申請情報は,キー項目で検索可能である。
承認経路設定 申請情報を回覧する承認経路を設定する。組織階層に対応した役職者を承認者に設定し,承認者の実施可能なアクション(承認,否認,差戻し)を設定できる。
承認手続管理 申請者が申請のアクションを行うことで,設定された承認経路を基に申請情報を承認者に回覧する。これによって申請情報のステータスは,申請者が目標を入力中であることを示す作成中から審査中1となる。承認者は申請一覧から申請情報を選択し,申請画面の内容を確認した後に,設定されたアクションを実施することができる。承認段階が複数ある場合,ステータスは承認段階に応じて審査中n(nは,1から始まる審査段階に応じて加算される整数値)となる。承認経路上に設定された承認がすべて完了した時点で,ステータスは承認完了となる。
 承認者に否認された申請情報のステータスは否決となり,変更,修正はできない。また,差戻しとなった申請情報は,承認者のコメントとともに申請者に戻され,ステータスは作成中となる。
ビュー設定 申請情報の一覧表示画面を作成する。申請情報からの表示項目の設定,表示順序(日付順.ステータス順など)の設定などができる。
 

 
設問1 人事部の要件を基にした,目標設定の申請画面の作成に関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 目標設定の申請画面を作成するには,[  a  ]機能を利用する。入力部品としては,目標の入力に[  b  ]を使用し,全体に占める割合の入力には,数値ボックスを使用する。難易度の設定には,[  c  ]又は[  d  ]を使用することで,間違い防止と簡易入力を実現できる。割合の合計が100%になるかどうかのチェックについては,[  e  ]である。
 
aに関する解答群
ア 承認経路設定 イ 承認手続管理 ウ データ管理
エ ビュー設定 オ フォームエディタ  
 
b〜dに関する解答群
ア 数値ボックス イ チェックボックス ウ テキストボックス
エ ドロップダウンリスト オ ラジオボタン  
 
eに関する解答群
ア 承認ソフトの機能の設定で可能  イ プログラム開発が必要
 

設問1の正解へ
 
設問2 目標設定及び承認の手続に関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 F社では,人事部の要件を基に,承認ソフトを利用した目標承認手続システムを導入した。このシステムを利用した場合の目標設定及び承認の手続と申請情報のステータスについてまとめたものを図に示す。
 
図 目標設定及び承認の手続と申請情報のステータス
 
 G課には,一般社員が6名おり,導入された目標承認手続システムを利用して目標設定及び承認の手続が行われている。G課の一般社員の第一承認者は[  h  ],第二承認者は[  i  ]である。目標設定及び承認の手続の状況を確認したところ,1名は目標の入力中で申請しておらず,1名は第一承認者の承認待ちである。2名が第二承認者による承認が完了し,2名が第二承認者の目標確認で変更指示を受け,申請情報の差戻しを受けている。
 この時点でG課の一般社員の申請情報のステータス一覧を参照すると,作成中が[  j  ]名,承認完了が[  k  ]名,[  l  ]が1名となる。
 
fに関する解答群
ア 差戻し イ 承認 ウ 申請 エ 否認
 
g,lに関する解答群
ア 差戻し イ 作成中 ウ 承認完了 エ 審査中
オ 審査中1 カ 審査中2 キ 否決  
 
h,iに関する解答群
ア 社長 イ 本部長 ウ 部長 エ 課長
 
j,kに関する解答群
ア 0 イ 1 ウ 2 エ 3
オ 4 カ 5 キ 6  
 

設問2の正解へ
 
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