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初級シスアド 平成20年度春期試験 問題(午後問5)


 
問5 縫製工場の生産管理に関する次の記述を読んで,設問1〜4に答えよ。
 
 A社は,スーツの縫製工場を経営しており,一部の縫製ラインを使ってオーダスーツも生産している。オーダスーツは1日当たり最大500着しか受注していない。
 オーダスーツを生産する作業工程図を図1に示す。裁断の前及び裁断,作業1〜3,仕上の各作業間のスペースには,作業待ちの仕掛品が置かれている。
 
図1 オーダスーツを生産する作業工程図
 
 受注した日の翌営業日の始業時に,オーダ番号が印刷されたオーダ票とともに,使用する生地が裁断の作業待ちとなる。オーダ番号は受注順に1〜99999を付与し,99999まで付与したら1に戻る。
 各作業はオーダ番号順に行い,作業終了時に仕掛品に付けられているオーダ票のオーダ番号を機械で読み取る。読み取ったオーダ番号は工場内LANを通じて工務課のサーバに集められ,作業の進捗状況を管理するシステム(以下,作業進捗管理システムという)に登録される。
 A社の工務課では,毎週土曜日の終業後,作業待ちの仕掛品の数量(以下,作業待ち数という)を参考にしながら,次の作業待ち数の条件に当てはまるように翌週1週間分の各作業(裁断,作業1〜3,仕上)の予定を立てる。
 
〔作業待ち数の条件〕
(1)  終業時の各作業の作業待ち数は,裁断前を除き,500着未満にする。
(2)  終業時の各作業の作業待ち数は,仕止前を除き,100着以上にする。
 表1は,第N週の各作業日の受注数と各作業で最後に読み取ったオーダ番号(以下,最終読取りオーダ番号という)の一覧である。
 
表1 最終読取りオーダ番号
 

 
設問1 実績作業数に関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 表1のデータを基に,表2に実績作業数を,表3に終業時の作業待ち数の実績を算出した。
 
表2 実績作業数
 
表3 終業時の作業待ち数の実績
 
 実績作業数と終業時の作業待ち数の実績は,表1の最終読取りオーダ番号から計算することができる。実績作業数は,当該作業の最終読取りオーダ番号をα,前営業日の最終読取りオーダ番号をβとすると,次のように計算できる。
 α≧βの場合:[  c  ]
 α<βの場合:[  d  ]
 
a,bに関する解答群
ア 140 イ 142 ウ 144 エ 146
オ 332 カ 354 キ 378  
 
c,dに関する解答群
ア α+β イ α−β ウ α+β−99999
エ α−β+99999 オ β−α カ β−α+99999
 

設問1の正解へ
 
設問2 作業待ち数の調整に関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 図2は,工務課で算出した作業待ち数の予定と作業待ち数の実績の第N週中の終業時での推移を表したグラフである。
 
図2 第N週の作業待ち数の予定と作業待ち数の実績
 
 図2から,作業待ち数の予定は,作業待ち数の条件に[  e  ]ように計画していることが分かる。一方,作業待ち数の実績は,[  f  ]曜日の[  g  ]で作業待ち数の条件に当てはまっていない。調べてみると,作業2が予定よりも遅れているのが原因であることが分かった。工務課では,このようなことを防ぐために,作業の遅れなどが発生した場合,各作業で予定している作業数(以下,予定作業数という)を週中でも変更できるようにする必要があると考えた。
 
eに関する解答群
ア 当てはまる   イ 対し,多くなる   ウ 対し,少なくなる
 
fに関する解答群
ア 月   イ 火   ウ 水   エ 木   オ 金   カ 土
 
gに関する解答群
ア 裁断   イ 作業1   ウ 作業2   エ 作業3   オ 仕上
 

設問2の正解へ
 
設問3 作業数の調整に関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 1週間分の予定作業数をあらかじめ計画する方法では,作業待ち数の調整がうまくいかず,作業待ち数の条件に当てはまらないこともある。そこで,週中でも必要に応じて各作業の作業数を調整して,作業1〜3の作業待ち数を200着以上400着未満に保つことにした。
 
〔改善後の予定作業数の設定及び変更のルール〕
(1)  土曜日の終業後に,翌週1週間の予定作業数を,終業時の作業1〜3の作業待ち数が200着以上かつ400着未満になるように計画する。
(2)  土曜日以外の終業時の予定作業数は,次のように変更する。
a. 作業待ち数の実績が400着以上の作業が一つある場合,翌日の前作業の予定作業数を減らす。
b. 作業待ち数の実績が200着未満の作業が一つある場合,翌日のその作業の予定作業数を減らす。
c. a又はbの条件を満たす作業が二つ以上ある場合,翌日のすべての予定作業数を見直す。
d. a〜cに該当する作業がない場合,翌日の予定作業数は変更しない。
 このルールを決定表で表すと,表4のようになる。
 
表4 改善後の予定作業数の設定及び変更のルールの決定表
 
解答群
解答群
 

設問3の正解へ
 
設問4 各時刻における作業数の把握に関する次の記述中の[  ]に入れる適切な字句を,解答群の中から選べ。
 
 工場では,機械の不調などによって作業が度々遅れ,予定作業数を調整しても,納期に間に合わなくなる恐れも出ている。そこで,作業進捗管理システムのデータから早期に作業の遅れを把握し,対応することにした。
 把握方法は,1時間ごとに各作業の作業実績と作業進捗予定を比較し,予定より1時間以上遅れている作業については,工務課が出向いて調査することにした。表5は,ある日の作業進捗予定/実績表で,表中の数字は最終読取りオーダ番号である。作業進捗予定は,1日の予定作業数を作業時間(8時間)で均等割りして積み上げた作業数を基に,1時間ごとに最終読取りオーダ番号で確認できるようにしたものである。
 
表5 作業進捗予定/実績表
 
 進捗が予定よりも1時間以上遅れているのは,[  j  ]の[  k  ]〜[  l  ]の間である。対応の結果,作業の遅れが改善できた。
 
jに関する解答群
ア 裁断   イ 作業1   ウ 作業2   エ 作業3   オ 仕上
 
k,lに関する解答群
ア 10:00 イ 11:00 ウ 12:00 エ 14:00
オ 15:00 カ 16:00 キ 17:00 ク 18:00
 

設問4の正解へ
 
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