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初級シスアド試験の攻略方法


全体の攻略方法
 
早くから学習に着手すべきジャンル
初級シスアド試験では,さまざまなジャンルから出題されます。断片的な知識があれば解けるジャンルもあり,学習を積み重ねて理解するジャンルもあります。早くから学習に着手する必要があるのは後者で,前者は極端にいえば直前の詰め込みでも何とかなります。
では,この早くから学習に着手すべきジャンルですが,個人差はありますが,
・ネットワーク
・データベース
・表計算
・PCのハードウェア
です。
これらのジャンルは,参考書などで学習しながら関連問題を順に解いてみて下さい。ある段階を過ぎたら,よく分かるようになるはずです。
一般に早くから学習に着手するのは,不得意分野と言われている。それはそれで間違いではないが,学習内容で分ける攻略も必要で,学習時間が限られている方は特に有効
 
PC雑誌や機器のパンフレットも立派な参考書
PCのハードウェアの学習では,パソコン雑誌の記事が役に立ちます。私が見たところでは,初心者向きのもので,特集の中にある囲み記事が特にお勧めです。
パソコン雑誌以外では,周辺機器のパンフレットが学習に役立ちます。無料で手に入る資料で,参考書と違って気軽に読めます。特徴を謳っている箇所やスペック表は,私も資料として集めるほどです。
参考書の記述に比べ,パンフレットの記述は頭に残りやすい。多面的に学習していこう
 
パソコンで試すと頭に残りやすい
初級シスアド試験では,パソコンのハード/ソフト,表計算など,パソコンに関する問題が多めです。そのため,書籍による学習でも十分合格できますが,普段からパソコンを使っていると有利です。ただし普通に使うだけではなく,その仕組みや設定内容,管理機能までも理解することがポイントです。
電子メールを送受信されている方は,メールソフトの設定や,受信したメールのヘッダ(管理情報)を見てみましょう。インターネットやLANに接続しているなら,接続機器の構成や,ネットワークの設定がどうなっているかを理解しましょう。表計算では,例えばMicrosoftのExcelを使っているなら,その計算式の文法を学びましょう。それらが抽象化され,特定のメーカに偏らない内容として出題されています。
ソフトやハードの設定内容や仕組み,成り立ちを理解しよう。それは試験対策だけでなく,何かと役立つ
 

午前問題の攻略方法
 
時間内に全問を解くように
午前の試験では,2時間30分(150分)で80問を解きます。つまり見直しの時間を省いて単純に割れば,1問あたり2分弱(約1分52秒)になります。知識問題なら,1分とかからず解ける問題もありますが,計算問題などで手こずると,すぐに数分かかってしまいます。全問正解する必要はありませんから,特定の問題に無駄に時間を消費するのは,賢明とはいえません。
時間がかかりすぎる問題は後回しにして,次々と問題を解くことを心がけよう
 
既出問題は過去2〜3年分が頻出範囲
午前の問題では,過去に出題された問題を,少しだけ手を加えて再出題する例が多いです。それは類題を含めると,全80問の半分かそれ以上になります。出題される範囲ですが,毎回2〜3年前の問題が最も多く,それ以前やそれ以降の問題が少しずつ出題されている状況です。
 
計算問題は平成14年度秋期以降の問題を解く
計算問題は,昔から繰り返し出題されています。電卓の使用ですが,平成14年度春期試験までは,機種に制限がありながらも試験中に使えていました。その後,14年度秋期試験から使用不可になりました。そのため計算問題はその影響を受けて,手計算でも求められるように配慮された内容に変わっています。
そのような事情から平成14年度春期及びそれ以前の問題は,電卓の使用を想定していることを考慮する必要があります。
 

午後問題の攻略方法
 
先に設問を読む
午後の試験では,2時間30分(150分)で7問を解きます。つまり見直しの時間を省いて単純に割れば,1問あたり20分強(約21分25秒)になります。
ところが午後の試験問題では問題文が長く,読解力が問われます。問題文を読んで設問を読み,また問題文を読み返すと時間の無駄になります。そのため,先に設問を読んで頭に入れてから問題文を読むと,多少なりとも読み返しが減って効率が向上します。
先に設問を読み,それを解くヒントがどこにあるのかを意識しながら問題文を読んでいこう。
 
問題文の周りにヒントを書き込む
午後の試験問題は,問題文が長いだけでなく,問題で出てくる業務状況や背景が複雑です。また表計算問題のワークシートでも,式が入ったセルが多く,セル参照をたどる必要があります。
これらを素早く漏れなく理解する方法の一つとして,問題用紙で問題文や図表の周りに,ヒントや相関関係を書き込む方法があります。人間の理解度を向上させるには,図表にして表すことが有効であり,問題解決技法でもその原理に基づいたKJ法などがあります。試験中は時間が限られているので図表の作成は無理ですが,書き込むことでそれに近い効果が出せます。
ワークシートの図では,計算の参照関係を矢印で書き込んでみましょう。データベースのSQL文では,検索条件を横に添え書きしてみましょう。それが一見面倒に見えても,頭の中で延々と考えることと比較すれば,時間の無駄ではないはずです。
ちなみに私が出している参考書やeラーニングでも,この書き込み法をいろいろなところで応用しています。
問題文を読む際は,気づいたことや相関関係をどんどん書き込んでいこう。
 
 
 
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