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Alphaコレクションの特徴

Generation4.4の後継世代として,Alphaコレクションが登場したときに,違和感があった。それまでは世代が変わるたびに,改良とともに新しくなった印象もあったが,Alphaコレクションは原点回帰ということで,後退した印象があったからです。
 
しかし,使い込んでみないと分からないこともある。そのため,Alphaコレクションの26141(エクスパンダブル・オーガナイザー・コンピューター・ブリーフ)と,19272(ラージ・カレンシー・トラベル・ウォレット)をしばらく使い込んでから,このAlphaコレクションの特徴を書きました。
 

Alphaコレクションのコンセプト

トゥミの公式サイトでは,「1983年,トゥミは耐摩耗性に優れた強靱なバリスティックナイロン素材のトラベルケースを発表しました。その後も先端技術を反映させながら,素材,デザイン,機能に絶え間ない改良を重ね,発売当初のクラシックなデザインと最新機能とを融合し,発表したコレクションが「ALPHA」です。」とある。
 
そのため,Alphaコレクションは,発売当初のモデルのデザインを基本としている。このサイトで掲載しているモデルでいえば,3桁の型番のがそれに近い。それをトゥミのアイデンティティとしたのかもしれない。
 

織り目が大きい「FXTバリスティックナイロン」

FXTバリスティックナイロンは,前世代であるGeneration4.4と共通である。しかし,Alphaコレクションでは織り目が大きい(太い糸で織ってある)ものに変わっている。そのため,ざっくりとした印象がある。
 
一般に布地は,同じ面積で同じ重さの場合,糸が太い方が強度が高い。そのため,強度がより高くなっていると思われる。また,表面加工の進歩か,FXTバリスティックナイロンの表面に落ち着いた艶がある。一般のナイロンバッグに見られるテカテカした艶ではない。凄みさえ感じさせる艶である。
 
そのため,街中でAlphaコレクションのバッグを見かけると,さっくりとした質感と艶で,「あっ,トゥミだ」とすぐにわかる。Generation4.4では,他の黒のナイロンバッグでよく似たものもあり,ひと目で分からない場合があった。
 

 

エレメント(務歯)が大きいファスナー

ファスナーで,歯が噛み合う部分をエレメントというが,Alphaコレクションでは大きいエレメントを採用している。エレメントが大きい方が,開閉する力が分散されるので,壊れにくい。
 
またファスナーの両端である止めの上に,当て革がストッパーとして縫いつけられている。ファスナーを勢いよく開閉した場合,スライダーが端に当たったときの力で,止めが壊れたりエレメントが噛み合わなくなることがある。それを防ぐようになっており,織り目が大きいFXTバリスティックナイロンとともに,ラフな扱いや長期の利用でも壊れにくいようになっている。
 
ファスナーのスライダーは,Generation4.4の前のGeneration4のものと同じデザインである。ただし,Generation4はメタルカラーだが,Alphaコレクションでは黒色になっている。
 

 

ストライプの裏地

内張の布地だが,やや目立ちにくいストライプになっている。Generation4.4では小紋調の柄で,Generation4ははっきりとしたストライプであった。ストライプもそうだが,トゥミにはシャープ感のある柄が似合うと思う。
 

 

薄いナイロンのショルダーベルトと取っ手

ショルダーベルトと取っ手は,Generation4.4では本体と同じFXTバリスティックナイロンが使われていた。Alphaコレクションでは,黒の薄くしなやかなナイロンベルトに変わっている。
 

 
しかし,ショルダーベルトの肩当ては,可動部分があったりして,Generation4.4よりも凝った作りになっている。想像だが,FXTバリスティックナイロンのベルトは,薄い服だとひっかき傷ができるというクレームがあったのかもしれない。このナイロンベルトなら,どう扱ってもひっかき傷はできない。
 

 

結論

発売当初のデザインを,ブランドのアイデンティティにするべきかという議論はあると思う。それは今後の展開に任せるとして,Alphaコレクションは布地やファスナーなどで,TUMIの特徴であるヘビィ・デューティな作りを進化させたモデルといえる。
 

 
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