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チェスターフィールドコート PART3


 
□チェスターフィールドコート
チェスターフィールドコート(以下,コート)は,ジャケットの裾を下に延ばしたような,ラペル(襟)つきのデザインであるため,冬場に仕事で着るコートとして適していると感じている。
 
6つボタンのダブルのコートが,前で布が重なっている部分が広いので暖かいので,各色を揃えている。シングルのコートは暖かさでは劣るが,軽快さがあるため一着用意している。
 
チャコールグレーのコートがそろそろ取り換え時期に来たので,これまでコートをオーダーしてきた銀座山形屋に行き,コート服地(生地)の提案をお願いした。
 
これまではコートの服地として,ミユキのINTANA(御幸毛織のコート服地のブランド)でオーダーしてきた。ウール70%カシミア30%で発色が美しく,丈夫であってなおかつしなやかであるという,決定版としての要素が揃っていたからである。
 

 
□コロンボ社のコート服地
今回提案を受けたコート服地に,イタリアのラニフィーチェ・ルイジ・コロンボ社(以下,コロンボ)の,カシミヤとウールの,どちらもベージュ色があった。
 
ハイブランドのコートやストールというと,コロンボかロロ・ピアーナのカシミアを採用していることが多い。そのためコロンボというとカシミアのイメージが多分にあるが,ウールも品質が高く,色合いやデザインも秀逸である。
 
カシミヤは軽くて暖かく,質感が高い。しかし華奢で,虫に食われて穴が開きやすいため,私のような扱いが粗い者には向かない面がある。今回はコロンボのウールで,ベージュの色目が美しかったためそれに決め,チャコールグレーではなくベージュのダブルのコートをオーダーした。
 
ディテールだが,ベージュのダブルのコートはすでに持っているため,それと区別できるよう,ポケットをスラント(斜め)にするとともに,チェンジポケットも付けた。また袖も本切羽にして,ボタン穴からボタンをはずせるようにした。スーツと違って袖を本切羽にしているコートはあまり見かけないが,一度経験してみるのも悪くないと思ったからである。
 

 
□着てみて
今回のコート服地は,1mあたり480gである。1mあたり500g前後がコート服地の相場なので,厚手とはいえないが,一般的な厚さの範囲である。
 
それはともかく,イタリアの服地はスーツ用でもそうだが,色気があって華やかである。コートを着たまま座らないように,コートを脱いで座る習慣を取り入れている(綿のコートは別)。このコートもカシミアほどではないにしても,華奢かもしれないので,大切に扱っていきたい。
 

 

 
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